先日読んだ柳田国男の論考から。

ウソとイツハリの違いについて
ウソとは偽物を偽物として提示すること。子供がお茶目なウソをついてオトナを笑わせるように、社会性の獲得の手段であり、旧来日本の娯楽でもあった。またソロリシンザエモンにも見えるようにともすれば口先で首が飛ぶ大名相手の世渡り手段として、相手の理解度を推し量りつつ楽しませる高度な技術も要求されるものでもあった。
対しイツハリはその虚偽でもって相手を害するもの。嘘を真にせんとするが故に却ってその故意性が鼻につくし、面白みも減じてしまう。(自然主義の文学と云ってもこういうのは困ったものだ~と続くが、ここらへんは明治期の文壇批評なので省略)

格調高い文章で知られる柳田先生も芋文士にお株取られないように佐々木喜善からネタだけ取って文壇支援しなかったり、自然主義をボロクソ書いたりなかなか畜生だったもよう(ウソです)

コメント

凡骨
2015年4月2日15:39

ホモはウソつき

薄暮の小僧、クロロ
2015年4月2日20:19

ホモは二度挿す(名言)

マイコロス
2015年4月6日21:48

>ぼ
ウソです

>く
嘘です

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