龍騎伝のトップノーマルレアの一角、雷破の執政。
ところが灰雲のフェニックスという強力な対抗馬が居る。タフネスが高いだの除去を当てる時に3点飛ぶだの、御託はどうであれ単体で見ればどう考えても灰雲の方が強い。100倍強い。終。

終わってはいけないのでこれの使い方を考える。

①赤単

龍輝伝のカードで注目しているもののひとつに精霊龍の安息地がある。これは変わり谷が落ちて以来久しくなかった強いマナを生む以外の有用性のある土地カードである。光輝の泉ではなしえなかったマナフラッドへの回答。土地枚数を増やしてもしっくりくるカードだ。そのカードをふんだんに用い作ったデッキがこちら。

4マグマの噴流
4炙り焼き
4龍詞の咆哮
4神々の憤怒
4雷破の執政
4前哨地の包囲
1危険な櫃
2紅蓮の達人チャンドラ
4嵐の息吹のドラゴン
3トラクシーズの落とし仔

4精霊龍の安息地
2精霊龍のるつぼ
20山

フェニックスと相性最悪であった神々の憤怒を十二分に使えるデッキ。炙り焼きのお蔭で赤系でもサイクラスの生物をテンポを失わず除去できるようになった。トラクシーズはドラゴンのため安息地で回収できるぞ!
だが待ってほしい。何故竜王アタルカというカードがあるのにトラクシーズというカードを使わねばならないのだろうか。アタルカ強いな。このデッキは没。

②ドラゴンデッキ
次に注目したのはドラゴンシナジーを軸にデッキを組んだもの。シナジーカードと言えば構築レベルのカードでは

オジュタイの語り部(龍で飛行持ち前兆の壁)
竜王の大権(龍でカウンターされない4ドロー)
龍詞の咆哮(龍で対戦相手にプレイヤーにも3点の生物火力)
龍の大嵐(飛行に速攻、龍ETBでヴァルカスのドラゴン)
鱗衛兵の歩哨(龍で2マナ3/4)

などが居る。そのためこれらでデッキを構築した。

4森の女人像
4旅するサテュロス
4オジュタイの語り部
3龍の大嵐
4失われた業の巫師
4雷破の執政
4永遠のドロモカ
3嵐の憤怒、コラガン
4世界を溶かすもの、アタルカ
1マナの合流点
4精霊龍の安息地
1豊潤の神殿
4奔放の神殿
4砂草原の城塞
4樹木茂る山麓
2森
2山
3戦場の鍛冶場

ドラゴンシナジーで固めたぞ!これなら流石にオジュタイの語り部も飛行持ち前兆の壁になる。そしてドラゴン複数種を並べることにより戦線は累乗的な高まりを見せる!
だが待ってほしい。何故竜王アタルカというカードがあるのに世界を溶かす方を使わねばならないのだろうか。そもそも嵐の息吹のドラゴンが入っていないのもおかしい。没。

③赤白ミッド

3乱撃斬
2岩への繋ぎ止め
4龍詞の咆哮
3勇敢な姿勢
2道の探求者
3魂火の大魔道士
4ゴブリンの熟練扇動者
2オレスコスの王、ブリマーズ
4雷破の執政
4掻き立てる炎
4嵐の息吹のドラゴン
4凱旋の神殿
4戦場の鍛冶場
3進化する未開地
7平地
6山
1精霊龍の安息地

赤包囲以外にハンドアドバンテージのなかった赤白だが、安息地によってスペルの枠を圧迫することなくアドバンテージ源を得られるようになった。龍詞の咆哮はこのデッキのバーン戦略を後押しし、生物に火力を割きつつもダメージを与えられるようになったのは嬉しい。反面コントロールには弱いが…まあもともと青黒とか勝てなかったし…(思考停止)

④赤黒コントロール
とまあ色々考えたが、カードタイプを参照するカードはもう一枚あった。命運の核心である。

3思考囲い
2乱撃斬
4龍詞の咆哮
1炙り焼き
1究極の価格
4ゴブリンの熟練扇動者
4コラガンの命令
4前哨地の包囲
4雷破の執政
4嵐の息吹のドラゴン
3命運の核心
4悪意の神殿
4血染めのぬかるみ
4血だまりの洞窟
3精霊龍の安息地
6山
4沼

やることは簡単。相手が死ぬまでストームブレスを只管投げ込むだけ。今までサルカンに比べ多少除去の当たりやすさで劣るところのあったストームブレスも、ここまで墓地から戻れるのなら流石にフィニッシャーとして優秀だと思う。ドラゴンを8枚投入することで命運の核心をラスゴではなく疫病風として使えるようになったのも灰雲には成し得なかったこと。ハンデスでコントロールに、ラスゴや各種除去でビートに耐性がついているので思いの他戦えるデッキは多いのではないだろうか。

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