ベイマックス 鑑賞 + 2014年劇場で見た映画を振り返る
2014年12月25日 趣味 コメント (3)粗筋
天才少年ヒロは特別な日に兄を失くしてしまう。失意の中、兄の遺したケアロボット、ベイマックスとの交流を通じて彼は成長を遂げる。
感想
アニメ映画にしては珍しい作りかな?
注目点として2つ。成長を描く物語としてはその度合が薄いこと、そして異種間の交流を描くものとしては、共依存していないこと。
成長「しない」と云うと、少なからず反発があると思う。だが、ヒロは成長するというにはあまりにも完璧な存在だった。天才少年という設定に加え、随所に見せる行動力、主体性はベイマックスとの交流で培ったものというよりは、彼が既に身に着けているものに見える。特に「天才」の欠点として良く描かれる社会性の欠如及びその獲得、というものも今作には当てはまらない(しかも年上を従えるというのは非常に特異である)。
予告ではベイマックスの庇護者としての一面が強調ばかりされていたので、むしろヒロが先導する側であることに意外性を覚える。
ヒロとベイマックスは互いに依存しない。ヒロはベイマックスを兄の投影であること、戦闘ロボット以上のものと見ないし、ベイマックスもヒロへのかかわりとしてケアロボット以上の接し方をしない(無論、二人の別れまでではあるが)。ちぐはぐな二人の交流、と言えば互いの欠損を埋め合い共に高め合うというのが定説であるが故に、こういうフラットな関係というのは新鮮だ。
否定的な意見が続きましたが、AIの「story」の英語版がEDで流れたのにはたまげました。これは心が浄化されますわ。
https://www.youtube.com/watch?v=Gfinu7dQFj4
~~~~~
劇場で今年観た映画
◎:おススメ 〇:凡作 ×:ゴミ映画
1:大脱走 ×
2:TRICKラストステージ ×
3:アメリカンハッスル ◎
蛇の道はヘビ、騙し合いコンゲーム。コメディというよりは抒情豊か。
4:スノーピアサー 〇
5:大統領の執事の涙 〇
6:ホビット 龍に奪われた王国 〇
7:それでも夜は明ける 〇
8:ロボコップ ◎
旧作とはまた違う、人間性を問う佳作。
9:アナと雪の女王 〇
10:パトレーバー1 〇
11:ワールズエンド ◎
下品さと辛辣の中に、哀切さと郷愁の混じる、幾様にも取りうる映画。
12:アクトオブキリング 〇
13:アメイジングスパイダーマン2
14:プリズナーズ ◎
娘を愛する父親の狂騒劇。ミステリー映画としての完成度が高い。
15:パトレーバー2 〇
16:X-MEN future and past 〇
17:NOAH 〇
18:300 帝国の進撃 〇
19:トランスセンデンス ×
20:all you need is kill ◎
ループ系SFでは破綻なく、且つ映像も優れていた。
21:ダイバージェント ×
22:パトレーバー3 〇
23:想い出のマーニー 〇
24:ゴジラ 〇
25:るろうに剣心2 〇
26:into the storm ◎
POVとディザスタームービーを繋げ、且つ「死」以外で群像劇の体裁を取った画期的な作品。
27:パトレーバー4 〇
28:LUCY ×
29:猿の惑星2 〇
30:るろうに剣心3 〇
31:NY心霊捜査官 ◎
久しぶりに怖いと感じられるエクソシストものに出会った。
32:ファーナス ◎
人生が黄昏に染まっていく復讐劇。
33:フライトゲーム ×
34:パトレーバー5 〇
35:イコライザー 〇
36:ヘラクレス 〇
37:ドラキュラZERO ×
38:サボタージュ ×
39:フューリー ◎
戦争映画
40 インターステラ― ◎
映像が雄弁に物語るSF
41:パトレーバー6 〇
42:ホビット2 〇
43:ゴーンガール ◎
頭キリキリに逝かれた最高の昼ドラ
44:ベイマックス 〇
以上44作。ベスト5を選ぶとするならば
プリズナーズ(ジャンル:ミステリー、スリラー)
NY心霊捜査官(ジャンル;ホラー)
フューリー(ジャンル:ミリタリー、歴史)
インターステラ―(ジャンル:SF)
ゴーンガール(ジャンル:ミステリー、スリラー、風刺劇)
の5作ですかね。2015年も、素晴らしき映画に溢れる年でありますように。
天才少年ヒロは特別な日に兄を失くしてしまう。失意の中、兄の遺したケアロボット、ベイマックスとの交流を通じて彼は成長を遂げる。
感想
アニメ映画にしては珍しい作りかな?
注目点として2つ。成長を描く物語としてはその度合が薄いこと、そして異種間の交流を描くものとしては、共依存していないこと。
成長「しない」と云うと、少なからず反発があると思う。だが、ヒロは成長するというにはあまりにも完璧な存在だった。天才少年という設定に加え、随所に見せる行動力、主体性はベイマックスとの交流で培ったものというよりは、彼が既に身に着けているものに見える。特に「天才」の欠点として良く描かれる社会性の欠如及びその獲得、というものも今作には当てはまらない(しかも年上を従えるというのは非常に特異である)。
予告ではベイマックスの庇護者としての一面が強調ばかりされていたので、むしろヒロが先導する側であることに意外性を覚える。
ヒロとベイマックスは互いに依存しない。ヒロはベイマックスを兄の投影であること、戦闘ロボット以上のものと見ないし、ベイマックスもヒロへのかかわりとしてケアロボット以上の接し方をしない(無論、二人の別れまでではあるが)。ちぐはぐな二人の交流、と言えば互いの欠損を埋め合い共に高め合うというのが定説であるが故に、こういうフラットな関係というのは新鮮だ。
否定的な意見が続きましたが、AIの「story」の英語版がEDで流れたのにはたまげました。これは心が浄化されますわ。
https://www.youtube.com/watch?v=Gfinu7dQFj4
~~~~~
劇場で今年観た映画
◎:おススメ 〇:凡作 ×:ゴミ映画
1:大脱走 ×
2:TRICKラストステージ ×
3:アメリカンハッスル ◎
蛇の道はヘビ、騙し合いコンゲーム。コメディというよりは抒情豊か。
4:スノーピアサー 〇
5:大統領の執事の涙 〇
6:ホビット 龍に奪われた王国 〇
7:それでも夜は明ける 〇
8:ロボコップ ◎
旧作とはまた違う、人間性を問う佳作。
9:アナと雪の女王 〇
10:パトレーバー1 〇
11:ワールズエンド ◎
下品さと辛辣の中に、哀切さと郷愁の混じる、幾様にも取りうる映画。
12:アクトオブキリング 〇
13:アメイジングスパイダーマン2
14:プリズナーズ ◎
娘を愛する父親の狂騒劇。ミステリー映画としての完成度が高い。
15:パトレーバー2 〇
16:X-MEN future and past 〇
17:NOAH 〇
18:300 帝国の進撃 〇
19:トランスセンデンス ×
20:all you need is kill ◎
ループ系SFでは破綻なく、且つ映像も優れていた。
21:ダイバージェント ×
22:パトレーバー3 〇
23:想い出のマーニー 〇
24:ゴジラ 〇
25:るろうに剣心2 〇
26:into the storm ◎
POVとディザスタームービーを繋げ、且つ「死」以外で群像劇の体裁を取った画期的な作品。
27:パトレーバー4 〇
28:LUCY ×
29:猿の惑星2 〇
30:るろうに剣心3 〇
31:NY心霊捜査官 ◎
久しぶりに怖いと感じられるエクソシストものに出会った。
32:ファーナス ◎
人生が黄昏に染まっていく復讐劇。
33:フライトゲーム ×
34:パトレーバー5 〇
35:イコライザー 〇
36:ヘラクレス 〇
37:ドラキュラZERO ×
38:サボタージュ ×
39:フューリー ◎
戦争映画
40 インターステラ― ◎
映像が雄弁に物語るSF
41:パトレーバー6 〇
42:ホビット2 〇
43:ゴーンガール ◎
頭キリキリに逝かれた最高の昼ドラ
44:ベイマックス 〇
以上44作。ベスト5を選ぶとするならば
プリズナーズ(ジャンル:ミステリー、スリラー)
NY心霊捜査官(ジャンル;ホラー)
フューリー(ジャンル:ミリタリー、歴史)
インターステラ―(ジャンル:SF)
ゴーンガール(ジャンル:ミステリー、スリラー、風刺劇)
の5作ですかね。2015年も、素晴らしき映画に溢れる年でありますように。
コメント
まとめはよ(催促
>m
big hero 6として観れば問題なかろう?