劇場版まどかマギカ 叛逆の物語 鑑賞 考察ちゃんと始めるよ!
2013年10月26日 趣味 コメント (2)
ク ソ レ ズ !
粗筋
まどか、ほむら、さやか、きょうこ、マミの5人は魔法少女として、人の悩みから生まれる現象である「ナイトメア」を退治する毎日を送っていた。しかしほむらはナイトメアが生まれる前の記憶、まどかが魔女と魔法少女を巡る悲しみの連鎖を断ち切った記憶を有しており、他の魔法少女、まどか自身でさえもそのことを知らず、日々を送っていることに違和感を感じているのだった。ほむらはマミが当然のようにしてそばに置いている「ベベ」という妖精が、嘗ての世界でマミを殺した魔女であることから、べべこそがこの歪んだ結界世界を作った犯人ではないかと疑い、殺そうとするのだが…。
感想
クソレズ!
考察
ここからネタバレな!
5人が勢ぞろいして魔法少女としてナイトメアを退治している。魔女とその災厄は「魔女」が先にあり、それのふりまくものとしての災厄があったけど、ナイトメアの場合は先ず人の不満な心があり、そこからナイトメアが生まれる、というもの。ナイトメアが実際にどのように人々を苦しめているかの描写はなし。
変身シーンでは皆踊っていた。それとTVシリーズでの変身は魔法少女コスチュームに包まれる描写だったが、劇場版では目以外がベールに覆われ、そのベールを内側から突き破る、という変身だった。この「殻を破る」描写はキーか?
魔法少女のマスコット的おつき役のQBとべべ。QBは鳴き声がキュー、だけ。べべは妖精語を話す。QBは基本役立たずで、べべは魔法少女たちがナイトメアを鹵獲してデザート風にデコレート、それをマミをマミった(激寒)時の要領で食べて、ナイトメアを生んだ心の一番奥の純粋なところを吐き出して、それを魔法少女たちが慰める、という退治方法。ぶっ殺す感じではない。
以上が粗筋で書いたところまでの考察。では以下にネタバレと考察をば。
ストーリー:きょうこを連れてほむらは、嘗てきょうこが居たという町を訪ねようとするも、まるで抑止力が働いたかのように隣町に付けず、2人は町から出られないことを知る。これは魔女の力によるものだと思ったほむらは、前の世界で魔女であったべべにつめよるしかし飼い主のマミに邪魔をされ、捕獲ならず。マミと戦闘するもマミは何も記憶してないことを知り、さやかの助け舟もありそこでの戦闘は離脱。さやかとの会話で彼女は前の世界の記憶を保有していることを知る。まどかも記憶を有していないことを知り、この世界の登場人物において「まどかの存在」を知り得る者は自分自身しか居ないことを悟ったほむらは、この世界を構築したのはほかならぬ自分であることを悟る。
考察:この最後のところの「まどかのことを知っている魔法少女は自分しかいないじゃない!」っつーのは最初よく分からなかったけど、
①さやかは一度魔女堕ちして、アルティメットまどかによって書き換えられた世界において魔女堕ち後に救済されているので、魔女堕ちする可能性がない
②マミ、さやかは一度死んだけど書き換えられた世界では魔女によって殺された過去がなかったことにされているから生きている、なお書き換えられたあとなのでまどかのことを知覚しえない
③まどか本人はまあなんかええだろ、天使だし
みたいな感じかな。
ストーリー:自分自身が魔女であることを知ったほむらは、QBに詰め寄る。案の定QBは黒幕だった。QBもといインキューベータ―たちは今現在の魔法少女システム、「魔獣を魔法少女たちが倒し、そこで生まれた呪いによってソウルジェムが汚れてしまっても、一番最後、グリーフシードに変わる瞬間に何者かの力でそのソウルジェムが浄化される」という円環の理システムとは何であるのかについて常々疑問であった。そこでほむら一人のみが円環の理のことを「まどか」と呼び、「まどか」が世界を書き換える前においては魔女が生まれていたことを知ったインキュベーターたちは、ほむらのソウルジェムを外部からの干渉を受けないフィールドの中に閉じ込めた。そうすることでソウルジェムは浄化の力を受けることなく際限なく濁り続け、やがて魔女となるものだと考えて実験を施したのだ。
考察:魔女の結界と同じような効果を持ったほむらのソウルジェムはプロテクターに遮られているため内部から災厄を撒くことはしない。しかし誘引する力のみは有しており、ほむらの欲する魂(まどかの周りを埋める登場人物たち)を無意識のうちに己の結界の中に引きこんでいた。QBの狙いは、濁り続けたほむらの魂が、まどかに救済されることを欲し、アルティメットまどかが結界の中に入ったときに円環の理を観測し、捉えて、支配下に置くことにあった。
ぶっちゃけ普通の時の浄化と、このほむらの浄化の何が違うんやねん、って感じだけど多分結界の中にまで入ってこればなんか閉じられた空間だしええ感じに捕獲できんじゃね?ってことでしょう。
ストーリー:QBの狙いを知り激怒するほむら。このままではまどかが捕えられ、支配されてしまうと再び魔女の生まれる世界に書き換えられてしまうため(魔法少女の願いが絶望に変わる時にすさまじいエネルギーが発生するためインキュベーターとしては『今は知覚できないにせよ』その世界の方が都合がいい)、まどかに救いを求めるくらいなら自分をこのまま結界に閉じ込め続け、魔女として完成し魂が絶望に塗りつぶされる方を選択しようとする。
しかしさやかとべべが魔法少女化。
http://www.madoka-magica.com/
(べべは画面中央のネコ耳ロリな)
自分たち2人は円環の理によって救済された魔女=魔法少女であるため、まどかと同じような力を持っていることを教える。彼女らはマミ、きょうこと共闘し、魔女になりかけのほむらの軍勢を退け、多分円環の理パワーでQBの築いたフィールドを破壊、そこから外界と繋がり、アルティメットまどかと再開する。
考察:特にねーわ。さやかが魔女(オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ)の能力を使う演出にはしびれましたわ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14025258?ref=search_key_video
ストーリー:アルティメットまどかによって救済されようとしているまさにその時、ほむらがまどかの手を掴み、彼女と繋がることでまどかに干渉した。円環の理から「まどかの人格」のみを抜き出し、ほむら自身もそこから干渉を受けない存在へと昇華した。ほむら曰く、それは絶望や呪いとも違う、人の最も深い感情である「愛」であり、まどかが神であったとしたら自分は悪魔になった、と。
考察:クソレズ。
ストーリー:宇宙の法則が2度書き換えられた世界。ほむらは高位の存在になったが、それに対して魔法少女たちは反感を持っている。ほむらはこの世界の魔獣を全て倒したら宇宙でも滅ぼそうか、とうそぶく。さやかやべべからは円環の理の力は失われているが、まどかは忘れているものの、その能力の片鱗を見せている。ほむらはまどかに対して「秩序と欲望どちらを選ぶか」という問いを投げかけるもまどかは秩序だ、と答え、まどかは自分の支配下に置くことは出来ず、早晩自分に牙を剥くだろうと理解したほむらは彼女に複雑な笑顔を向けるのであった。
考察:無事クソレズと化したほむら。自分が思い通りに操る世界、それはかつて結界の中での想像のものではなく一応は「正真正銘のまどかの居る世界の中でまどかとキャッキャウフフできることに内心のほくそえみを隠せていない。ほむらの口元を映すシーンは直前で何度も出てきているけど、世界が改変されて以降のシーンではうっすら口紅を塗っているような光り方をするのも色気づいているというか、クソレズ体制万全。まどかが転校生として現れるシーンで仏頂面で居るけど、絶対心の中ではガッツポーズしてる。
さやかべべも思い通りなのにまどかはやっぱりうまく行かない。悲しいね!まどかのトレードマークであったリボンを(しかもこのリボンはまどかが円環の理になって、まどか母から譲り受け、TVシリーズのCパートで魔獣と戦う際にも髪に結わえていたまどかとの心のつながりを表す大切なものの表現)まどかの髪に戻してあげることで、心が離れてしまったことを意味しているのか。
作品タイトルにある叛逆とはほむらの世界に対する反逆であり、そのほむらが作った世界に対しての、まどかの叛逆を意味していると思った(うまい感じの締め)
粗筋
まどか、ほむら、さやか、きょうこ、マミの5人は魔法少女として、人の悩みから生まれる現象である「ナイトメア」を退治する毎日を送っていた。しかしほむらはナイトメアが生まれる前の記憶、まどかが魔女と魔法少女を巡る悲しみの連鎖を断ち切った記憶を有しており、他の魔法少女、まどか自身でさえもそのことを知らず、日々を送っていることに違和感を感じているのだった。ほむらはマミが当然のようにしてそばに置いている「ベベ」という妖精が、嘗ての世界でマミを殺した魔女であることから、べべこそがこの歪んだ結界世界を作った犯人ではないかと疑い、殺そうとするのだが…。
感想
クソレズ!
考察
ここからネタバレな!
5人が勢ぞろいして魔法少女としてナイトメアを退治している。魔女とその災厄は「魔女」が先にあり、それのふりまくものとしての災厄があったけど、ナイトメアの場合は先ず人の不満な心があり、そこからナイトメアが生まれる、というもの。ナイトメアが実際にどのように人々を苦しめているかの描写はなし。
変身シーンでは皆踊っていた。それとTVシリーズでの変身は魔法少女コスチュームに包まれる描写だったが、劇場版では目以外がベールに覆われ、そのベールを内側から突き破る、という変身だった。この「殻を破る」描写はキーか?
魔法少女のマスコット的おつき役のQBとべべ。QBは鳴き声がキュー、だけ。べべは妖精語を話す。QBは基本役立たずで、べべは魔法少女たちがナイトメアを鹵獲してデザート風にデコレート、それをマミをマミった(激寒)時の要領で食べて、ナイトメアを生んだ心の一番奥の純粋なところを吐き出して、それを魔法少女たちが慰める、という退治方法。ぶっ殺す感じではない。
以上が粗筋で書いたところまでの考察。では以下にネタバレと考察をば。
ストーリー:きょうこを連れてほむらは、嘗てきょうこが居たという町を訪ねようとするも、まるで抑止力が働いたかのように隣町に付けず、2人は町から出られないことを知る。これは魔女の力によるものだと思ったほむらは、前の世界で魔女であったべべにつめよるしかし飼い主のマミに邪魔をされ、捕獲ならず。マミと戦闘するもマミは何も記憶してないことを知り、さやかの助け舟もありそこでの戦闘は離脱。さやかとの会話で彼女は前の世界の記憶を保有していることを知る。まどかも記憶を有していないことを知り、この世界の登場人物において「まどかの存在」を知り得る者は自分自身しか居ないことを悟ったほむらは、この世界を構築したのはほかならぬ自分であることを悟る。
考察:この最後のところの「まどかのことを知っている魔法少女は自分しかいないじゃない!」っつーのは最初よく分からなかったけど、
①さやかは一度魔女堕ちして、アルティメットまどかによって書き換えられた世界において魔女堕ち後に救済されているので、魔女堕ちする可能性がない
②マミ、さやかは一度死んだけど書き換えられた世界では魔女によって殺された過去がなかったことにされているから生きている、なお書き換えられたあとなのでまどかのことを知覚しえない
③まどか本人はまあなんかええだろ、天使だし
みたいな感じかな。
ストーリー:自分自身が魔女であることを知ったほむらは、QBに詰め寄る。案の定QBは黒幕だった。QBもといインキューベータ―たちは今現在の魔法少女システム、「魔獣を魔法少女たちが倒し、そこで生まれた呪いによってソウルジェムが汚れてしまっても、一番最後、グリーフシードに変わる瞬間に何者かの力でそのソウルジェムが浄化される」という円環の理システムとは何であるのかについて常々疑問であった。そこでほむら一人のみが円環の理のことを「まどか」と呼び、「まどか」が世界を書き換える前においては魔女が生まれていたことを知ったインキュベーターたちは、ほむらのソウルジェムを外部からの干渉を受けないフィールドの中に閉じ込めた。そうすることでソウルジェムは浄化の力を受けることなく際限なく濁り続け、やがて魔女となるものだと考えて実験を施したのだ。
考察:魔女の結界と同じような効果を持ったほむらのソウルジェムはプロテクターに遮られているため内部から災厄を撒くことはしない。しかし誘引する力のみは有しており、ほむらの欲する魂(まどかの周りを埋める登場人物たち)を無意識のうちに己の結界の中に引きこんでいた。QBの狙いは、濁り続けたほむらの魂が、まどかに救済されることを欲し、アルティメットまどかが結界の中に入ったときに円環の理を観測し、捉えて、支配下に置くことにあった。
ぶっちゃけ普通の時の浄化と、このほむらの浄化の何が違うんやねん、って感じだけど多分結界の中にまで入ってこればなんか閉じられた空間だしええ感じに捕獲できんじゃね?ってことでしょう。
ストーリー:QBの狙いを知り激怒するほむら。このままではまどかが捕えられ、支配されてしまうと再び魔女の生まれる世界に書き換えられてしまうため(魔法少女の願いが絶望に変わる時にすさまじいエネルギーが発生するためインキュベーターとしては『今は知覚できないにせよ』その世界の方が都合がいい)、まどかに救いを求めるくらいなら自分をこのまま結界に閉じ込め続け、魔女として完成し魂が絶望に塗りつぶされる方を選択しようとする。
しかしさやかとべべが魔法少女化。
http://www.madoka-magica.com/
(べべは画面中央のネコ耳ロリな)
自分たち2人は円環の理によって救済された魔女=魔法少女であるため、まどかと同じような力を持っていることを教える。彼女らはマミ、きょうこと共闘し、魔女になりかけのほむらの軍勢を退け、多分円環の理パワーでQBの築いたフィールドを破壊、そこから外界と繋がり、アルティメットまどかと再開する。
考察:特にねーわ。さやかが魔女(オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ)の能力を使う演出にはしびれましたわ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14025258?ref=search_key_video
ストーリー:アルティメットまどかによって救済されようとしているまさにその時、ほむらがまどかの手を掴み、彼女と繋がることでまどかに干渉した。円環の理から「まどかの人格」のみを抜き出し、ほむら自身もそこから干渉を受けない存在へと昇華した。ほむら曰く、それは絶望や呪いとも違う、人の最も深い感情である「愛」であり、まどかが神であったとしたら自分は悪魔になった、と。
考察:クソレズ。
ストーリー:宇宙の法則が2度書き換えられた世界。ほむらは高位の存在になったが、それに対して魔法少女たちは反感を持っている。ほむらはこの世界の魔獣を全て倒したら宇宙でも滅ぼそうか、とうそぶく。さやかやべべからは円環の理の力は失われているが、まどかは忘れているものの、その能力の片鱗を見せている。ほむらはまどかに対して「秩序と欲望どちらを選ぶか」という問いを投げかけるもまどかは秩序だ、と答え、まどかは自分の支配下に置くことは出来ず、早晩自分に牙を剥くだろうと理解したほむらは彼女に複雑な笑顔を向けるのであった。
考察:無事クソレズと化したほむら。自分が思い通りに操る世界、それはかつて結界の中での想像のものではなく一応は「正真正銘のまどかの居る世界の中でまどかとキャッキャウフフできることに内心のほくそえみを隠せていない。ほむらの口元を映すシーンは直前で何度も出てきているけど、世界が改変されて以降のシーンではうっすら口紅を塗っているような光り方をするのも色気づいているというか、クソレズ体制万全。まどかが転校生として現れるシーンで仏頂面で居るけど、絶対心の中ではガッツポーズしてる。
さやかべべも思い通りなのにまどかはやっぱりうまく行かない。悲しいね!まどかのトレードマークであったリボンを(しかもこのリボンはまどかが円環の理になって、まどか母から譲り受け、TVシリーズのCパートで魔獣と戦う際にも髪に結わえていたまどかとの心のつながりを表す大切なものの表現)まどかの髪に戻してあげることで、心が離れてしまったことを意味しているのか。
作品タイトルにある叛逆とはほむらの世界に対する反逆であり、そのほむらが作った世界に対しての、まどかの叛逆を意味していると思った(うまい感じの締め)
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