M14に、大昔にあった優良アンコがひっそりと採録された。精霊への挑戦である。

自分のコントロールする白い生物に選んだプロテクション1色を得させるこのカード。白単の復権を思わせる一枚だったが、M13がある中では誰も使わなかった。テーロスのスポイラーにて神々の憤怒が発表され「ビート終了www」と息巻いてる奴らを見て「ブレイブで躱せるし(震え声)」と思った諸兄も多いだろう。

新環境の週末を終え、さて大会結果はどうだろうか。白単なぞ居ない。居ない!
何で皆ブレイブ使わないんや!
なのでそのことについてちょっと考えた。(懐古)

①デッキが速くない(速いプランがない)
ステップリンクスが居ない。
ブレイブを使った白単は2種類あって、一つは世界選手権にあったような土地を切り詰めて、マナカーブも極限まで軽くした白単。とにかく生物の数が多いので、そこで生物を並べて、ブレイブでフィニッシュするデッキ。同盟者連打で単純なサイズを底上げしたり、コーでタップしたり、白騎士や空漁師のような回避もちでダメージを稼いだり…。そこで10点削り、最後に一気に削るプランが昔はあった。

今はどうか?
1T万神殿
2T声
3T強打者
4T反抗者

そう…(無関心)
まるで相手が死なない。というか強打者はともかくとして、万神殿も声も反抗者も受け身のカードなのだ。こんなんでは回避もちにしたところで勝てる筈がない。更に言うと、清浄の名誉がないため、この貧弱なクロックを支援出来ない。なのでブロッカーが出ると攻撃が止まる。結果6T目くらいになってもまだ相手のライフが15とか平気である。死なない。

②横に並ばない
横に並ばない、というよりは「1~2枚のカードで横に並べるプランがない」と言った方が正確か。ZEN期にはエメリアの天使、イーオス、征服者の誓約などの1枚で横に並べるカードがあった。こういうカードでアドを稼げるため、元来アド損してしまう特殊なカードであるブレイブが生きてくる。
今環境は…横に並ぶカードは軍勢の結集だの、エルズぺスだの、ビート向けのカードはない。鳩山は居るよ?じゃあ鳩山使うの?

③守りたい生物が居ない
要はエイヴンの擬態術士、エメリア、悪斬のような「勝てる」カード。居ないんだよなあ今…。だから「単除去避ける」意味合いが少ない。そこで避けるのは所詮ライオンとか反抗者とか、どうでも良いクロックなのだから。

Q:じゃあどうすればいいの?

A:無理。

取り敢えず「速い白単」っていうのはカードがないからどう組んでも絶対無理そうね。横に並べる、っていうのもピュアが伝説カードしかないから無理そう。特定カードを守る、という意味では威名の英雄を始めとした、ヒロイック生物とかにオーラを吐けまくるクソオーラ(オーラバントの名を汚したくない)とかならワンチャンある、くらいかな。



コメント

ryo72
2013年10月2日1:03

スカイジェク出しましょスカイジェク

マイコロス
2013年10月3日6:38

だーりんスカイジェク!3点!ないわ!

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