アフターアース 鑑賞
2013年6月26日 趣味
粗筋
13歳の息子キタイ(ジェイデン・スミス)の父親である伝説的なサイファー・レイジ総監(ウィル・スミス)は任務である遠征を終え彼の遠く離れた家族の元へ戻る準備をしていた。しかし小惑星の嵐がサイファーとキタイの宇宙船にダメージを与え、彼らは見慣れない危険な地球へ不時着してしまう。父親は操縦席から動けず死にかかっている中、キタイは救助灯台を修復するため荒れ果てた土地を歩き回らなければならない。キタイはずっと父親のような兵士になることだけを夢見ていた少年であった。そして今、彼にそのチャンスが巡ってくるのだが...。
感想
ああもう駄目だ、シャマラン監督業もう止めれば?次郎2杯食ってゲロ吐く方がマシなレベル。
シナリオがダメ、設定が杜撰。典型的な駄SF映画でした。
ストーリーは地球人が地球を捨てるところから始まります。地球は汚染され生息不可能、なので別惑星への植民を開始。毎回思うんだけど、テラフォーミング出来るレベルの科学力があるなら地球捨てなくてもいいと思うんですがそこは。
で、理想的な惑星を見つけるもそこには先人が居て、そいつらが対人間用の殺戮生物を開発。その生物(アーサ)は人間を恐怖心で感知することができ、すっごい強かった。けれど文字通り恐怖を感じない人間が現れ(ゴースト)そいつらがその化物をぶっ殺すことで惑星を乗っ取ることが出来たのですね。ここらあたり白人の植民の歴史を皮肉っているのか、それともそんなことを感じないほどメリケンは傲慢なのか果たして。
で、ウィルスミス親子に話が移ります。そのアーサという化物を訓練用に船に積んで宇宙に逝ったものの、事故で1000年後の地球に不時着。サイファーは怪我してるので息子のキタイに救難信号発信用の機器を100キロ先まで取りに行ってもらうことに。
で、ここで突っ込み所が満載。
サイファーから棒を渡され「これは22段階に変形する」と言われます。「お!金剛暗器じゃねえか!!(誰が分かるんだこのネタ)」と思い未来武器にワクテカするものの、棒が伸びるか刃が出るかの2択。…は?刃の形状は変化するけど、「未来武器でばっさばっさと戦う」感じじゃない。つまり戦闘が絶望的につまらない。
次にこの地球という設定について。1000年後なんだから、まだ人類の痕跡とかある筈じゃん。遺跡発見したりとか、古代のアーカイブ発見して人類の歴史の真相とは!みたいな展開があるかと思ったら全部サバイバルしかしない。次にそこに出てくる動物について。サイファーが「地球の生態系は人類を殺す方へ進化した」って言うから「どんな素敵未来生物が出てくるんだ? ドゥーガル・ディクソンのアフターマンみたいな世界か?ジメッツスムート=野獣先輩オッスオッス!!」を想像したのに、現実的な動物ばっか。どこが人間殺す(笑)やねん。結局アーサとの戦いしか緊迫感がない。これ設定地球にする必要あったんか。設定考えた馬鹿は切腹しろ。
最後に恐怖心について。サイファーが「恐怖とは心が起こすもので、未来について想像することだ」と言う。それだけ聴く感じ、恐怖心は人間とは不可分のものだし、キタイもまたアーサと戦うに辺り恐怖を乗り越える必要はあるのだが、常識的に考えて、ここでゴースト化するのはあり得んでしょ。脚本家は能無しか?お前も腹切れ。「恐怖を感じなくなる」んじゃなくて「恐怖を抱えながらも未来のために恐怖の対象に対して立ち向かう」みたいな異質な成長をすることがここでは観客は求めてるじゃん。そんな心のない殺戮ロボットになるなんてストーリーどこが面白いの?
以上。クソ映画。評論家筋の酷評にも頷ける。
13歳の息子キタイ(ジェイデン・スミス)の父親である伝説的なサイファー・レイジ総監(ウィル・スミス)は任務である遠征を終え彼の遠く離れた家族の元へ戻る準備をしていた。しかし小惑星の嵐がサイファーとキタイの宇宙船にダメージを与え、彼らは見慣れない危険な地球へ不時着してしまう。父親は操縦席から動けず死にかかっている中、キタイは救助灯台を修復するため荒れ果てた土地を歩き回らなければならない。キタイはずっと父親のような兵士になることだけを夢見ていた少年であった。そして今、彼にそのチャンスが巡ってくるのだが...。
感想
ああもう駄目だ、シャマラン監督業もう止めれば?次郎2杯食ってゲロ吐く方がマシなレベル。
シナリオがダメ、設定が杜撰。典型的な駄SF映画でした。
ストーリーは地球人が地球を捨てるところから始まります。地球は汚染され生息不可能、なので別惑星への植民を開始。毎回思うんだけど、テラフォーミング出来るレベルの科学力があるなら地球捨てなくてもいいと思うんですがそこは。
で、理想的な惑星を見つけるもそこには先人が居て、そいつらが対人間用の殺戮生物を開発。その生物(アーサ)は人間を恐怖心で感知することができ、すっごい強かった。けれど文字通り恐怖を感じない人間が現れ(ゴースト)そいつらがその化物をぶっ殺すことで惑星を乗っ取ることが出来たのですね。ここらあたり白人の植民の歴史を皮肉っているのか、それともそんなことを感じないほどメリケンは傲慢なのか果たして。
で、ウィルスミス親子に話が移ります。そのアーサという化物を訓練用に船に積んで宇宙に逝ったものの、事故で1000年後の地球に不時着。サイファーは怪我してるので息子のキタイに救難信号発信用の機器を100キロ先まで取りに行ってもらうことに。
で、ここで突っ込み所が満載。
サイファーから棒を渡され「これは22段階に変形する」と言われます。「お!金剛暗器じゃねえか!!(誰が分かるんだこのネタ)」と思い未来武器にワクテカするものの、棒が伸びるか刃が出るかの2択。…は?刃の形状は変化するけど、「未来武器でばっさばっさと戦う」感じじゃない。つまり戦闘が絶望的につまらない。
次にこの地球という設定について。1000年後なんだから、まだ人類の痕跡とかある筈じゃん。遺跡発見したりとか、古代のアーカイブ発見して人類の歴史の真相とは!みたいな展開があるかと思ったら全部サバイバルしかしない。次にそこに出てくる動物について。サイファーが「地球の生態系は人類を殺す方へ進化した」って言うから「どんな素敵未来生物が出てくるんだ? ドゥーガル・ディクソンのアフターマンみたいな世界か?ジメッツスムート=野獣先輩オッスオッス!!」を想像したのに、現実的な動物ばっか。どこが人間殺す(笑)やねん。結局アーサとの戦いしか緊迫感がない。これ設定地球にする必要あったんか。設定考えた馬鹿は切腹しろ。
最後に恐怖心について。サイファーが「恐怖とは心が起こすもので、未来について想像することだ」と言う。それだけ聴く感じ、恐怖心は人間とは不可分のものだし、キタイもまたアーサと戦うに辺り恐怖を乗り越える必要はあるのだが、常識的に考えて、ここでゴースト化するのはあり得んでしょ。脚本家は能無しか?お前も腹切れ。「恐怖を感じなくなる」んじゃなくて「恐怖を抱えながらも未来のために恐怖の対象に対して立ち向かう」みたいな異質な成長をすることがここでは観客は求めてるじゃん。そんな心のない殺戮ロボットになるなんてストーリーどこが面白いの?
以上。クソ映画。評論家筋の酷評にも頷ける。
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