Xメン
結構面白かった。プロフェッサーとマグニートが如何にして反発するようになったかの経緯が、60年代のキューバ危機の時代の裏で世界戦争の画策をする者、その阻止をするミュータントたちの視点から描かれている。
アクションも2並に爽快ド迫力だった。やっぱりテレポーテーションや爆発系の能力者バトルは華があるね。
今作で特に力が入っていたのは、マイノリティーの生き方、特にゲイ的な志向者たちがどう社会とかかわるのか、を匂わせる表現が多々あった。
監督自体がゲイというのもあるし、プロフェッサーが、母を幼い時に失くし復讐の鬼になっていたマグニートを仲間に引き入れるときに「僕は君の心を読める、その怒りや悲しみを共有できる」と口説いたり、マグニートの能力を最大限に引き出す際に、彼の最も幸せだった想い出を呼び起こし心で共有することで、涙を流しながら巨大な磁場を形成するのに成功したりと…かなりいちゃついてます。
マイノリティーの生き方としては、プロフェッサーの「社会に自分たちを肯定して貰って、共存して行こう」という温和策とマグニートの「人間は我々を理解しない。それに対し徹底的に交戦する」という過激原理主義。
一見マグニートの方が悪者には見えますが、現実をきちんと認識した上で取らざるを得ない行動に出ているだけではあるのです。それはプロフェッサーが人間でありながら良き理解者であった女性(恋人と言ってもいいかもしれない)に対して取った行動にも、マグニート的な視点が現れているといってもいいかもしれません。
Xメン(映画)ファンとしては、最後まで見ていると他の各作品への伏線が引いてあったりして、マニア心をくすぐる小ネタも多く、とても満足のいく作品です。このシリーズが好きな人としては見ない手はないでしょう。
~~~~~~
今週末
本日の発表7/1より石鍛冶、神ジェイスの禁止。
予選は間違いなく石鍛冶ジェイスの弔い合戦になるでしょう。石鍛冶若しくはジェイスの採用率は8割超えるんじゃないでしょうか。その両者を積んだカウブレードはまさしく環境の覇者たり続けたデッキタイプであり、今週末の予選は最後だから、という理由でカウ地獄になるのが目に見えてます。
そのため、いつもよりカウメタをした方がいい。その点でどんなデッキを選んだら良いか、どんな構成にしたら良いかについて述べて行きます。
①やっちゃいけないこと
石鍛冶以外でのアーティファクトの使用、特にアーティファクトを主体としたデッキの使用
石鍛冶自体はアドを取っているのでまだマシですが、今週末は殴打頭蓋大荒れになります。メイン躁の番人4積みの赤単であったり、オファリングメイン2~3のカウが居ても文句は何一つ言えません。
テゼレットや、最近ちょっと流行りの刻まれた勇者デッキはやめましょう。双子だからと言って、メイン滑りも止めた方がいいでしょう。100%破壊されます。
②何を選べばいいのか?
②-1
カウを選ぶ。
そうだね!オファリングをメインに積みつつ、カウ同系地獄を抜けてくれ!
②-2
それ以外の選択の場合。
石鍛冶の神秘家、精神を刻む者ジェイスに強いカード。それは稲妻です。火力です。
少しづつカウメタの一体系として赤青コントロールであるとか、赤のバーン寄りビート、火力大めのヴァラクートが増えてきつつある状況でした。
何故「軽い単体除去」ではなく、「火力」なのか。それは一重にジェイスをテンポを失わず除去する手段だからです。単除去で云えば、ハンデスを含めかなりの量がある青黒コントロールがカウに押し潰されていたのも、この「相手だけジェイスが通るとほぼ無理ゲー」で簡単に負けてしまうのが原因でした。
なら赤単を使えばいいのか?と言われるとそうでもありません。
まあぶっちゃけ赤単自体は相手によってプレイングの変化があり、調整してないとまず勝てない、というのがありますし、何よりアドバンテージ補填が全く効かないデッキのため、引きが少しポシャると途端に負けてしまうデッキである、とも思えます。何より今週末はアーティ破壊が大量にメインに積まれるため、赤単最大の魅力ともいえる「燃え立つ憤怒の祭殿」をメインに積めない、というのが今週末赤単を選択してはいけないことの最大の理由でしょう。
ならば何を選択するのか?
自分は(アド厨というのもありますが)、アドバンテージを回復し、尚且つ石鍛冶、ジェイスを絶対に生き残らせないことが可能である赤系デッキとして、赤黒(ビート)と、青赤(コントロール)を推します。細かいカードチョイスや、デッキの強みなどについては次回。
結構面白かった。プロフェッサーとマグニートが如何にして反発するようになったかの経緯が、60年代のキューバ危機の時代の裏で世界戦争の画策をする者、その阻止をするミュータントたちの視点から描かれている。
アクションも2並に爽快ド迫力だった。やっぱりテレポーテーションや爆発系の能力者バトルは華があるね。
今作で特に力が入っていたのは、マイノリティーの生き方、特にゲイ的な志向者たちがどう社会とかかわるのか、を匂わせる表現が多々あった。
監督自体がゲイというのもあるし、プロフェッサーが、母を幼い時に失くし復讐の鬼になっていたマグニートを仲間に引き入れるときに「僕は君の心を読める、その怒りや悲しみを共有できる」と口説いたり、マグニートの能力を最大限に引き出す際に、彼の最も幸せだった想い出を呼び起こし心で共有することで、涙を流しながら巨大な磁場を形成するのに成功したりと…かなりいちゃついてます。
マイノリティーの生き方としては、プロフェッサーの「社会に自分たちを肯定して貰って、共存して行こう」という温和策とマグニートの「人間は我々を理解しない。それに対し徹底的に交戦する」という過激原理主義。
一見マグニートの方が悪者には見えますが、現実をきちんと認識した上で取らざるを得ない行動に出ているだけではあるのです。それはプロフェッサーが人間でありながら良き理解者であった女性(恋人と言ってもいいかもしれない)に対して取った行動にも、マグニート的な視点が現れているといってもいいかもしれません。
Xメン(映画)ファンとしては、最後まで見ていると他の各作品への伏線が引いてあったりして、マニア心をくすぐる小ネタも多く、とても満足のいく作品です。このシリーズが好きな人としては見ない手はないでしょう。
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今週末
本日の発表7/1より石鍛冶、神ジェイスの禁止。
予選は間違いなく石鍛冶ジェイスの弔い合戦になるでしょう。石鍛冶若しくはジェイスの採用率は8割超えるんじゃないでしょうか。その両者を積んだカウブレードはまさしく環境の覇者たり続けたデッキタイプであり、今週末の予選は最後だから、という理由でカウ地獄になるのが目に見えてます。
そのため、いつもよりカウメタをした方がいい。その点でどんなデッキを選んだら良いか、どんな構成にしたら良いかについて述べて行きます。
①やっちゃいけないこと
石鍛冶以外でのアーティファクトの使用、特にアーティファクトを主体としたデッキの使用
石鍛冶自体はアドを取っているのでまだマシですが、今週末は殴打頭蓋大荒れになります。メイン躁の番人4積みの赤単であったり、オファリングメイン2~3のカウが居ても文句は何一つ言えません。
テゼレットや、最近ちょっと流行りの刻まれた勇者デッキはやめましょう。双子だからと言って、メイン滑りも止めた方がいいでしょう。100%破壊されます。
②何を選べばいいのか?
②-1
カウを選ぶ。
そうだね!オファリングをメインに積みつつ、カウ同系地獄を抜けてくれ!
②-2
それ以外の選択の場合。
石鍛冶の神秘家、精神を刻む者ジェイスに強いカード。それは稲妻です。火力です。
少しづつカウメタの一体系として赤青コントロールであるとか、赤のバーン寄りビート、火力大めのヴァラクートが増えてきつつある状況でした。
何故「軽い単体除去」ではなく、「火力」なのか。それは一重にジェイスをテンポを失わず除去する手段だからです。単除去で云えば、ハンデスを含めかなりの量がある青黒コントロールがカウに押し潰されていたのも、この「相手だけジェイスが通るとほぼ無理ゲー」で簡単に負けてしまうのが原因でした。
なら赤単を使えばいいのか?と言われるとそうでもありません。
まあぶっちゃけ赤単自体は相手によってプレイングの変化があり、調整してないとまず勝てない、というのがありますし、何よりアドバンテージ補填が全く効かないデッキのため、引きが少しポシャると途端に負けてしまうデッキである、とも思えます。何より今週末はアーティ破壊が大量にメインに積まれるため、赤単最大の魅力ともいえる「燃え立つ憤怒の祭殿」をメインに積めない、というのが今週末赤単を選択してはいけないことの最大の理由でしょう。
ならば何を選択するのか?
自分は(アド厨というのもありますが)、アドバンテージを回復し、尚且つ石鍛冶、ジェイスを絶対に生き残らせないことが可能である赤系デッキとして、赤黒(ビート)と、青赤(コントロール)を推します。細かいカードチョイスや、デッキの強みなどについては次回。
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