スプラッター的なグロさと苦痛を志向するグロさ。
前者は簡単で、首やら腕やらが吹っ飛んで大流血する感じ。ジェイソンとかフレディとか(但しリメイク版最新作のエルム街は痛そうだったので除外)、ゾンビもの全般。後者はSAWとかの、即死はしないが苦痛を伴う傷を負うこと。特に重要なのが、流血以外に身体の部分欠損が伴うこと。少年漫画で刀で切られて出血するのは対して痛そうじゃないけど、人差し指の開放骨折とかザメツとか考えただけで痛いでしょ?

という訳で面白いweb漫画紹介in新都社。
思ったより量があったので今日は微グロの紹介のみ。
百鬼村
http://hyakkimura.web.fc2.com/1.html
スプラッター系伝奇漫画。主人公以外誰一人として常人のいない一族と、彼らの住まう百鬼村に襲い来る妖怪との戦いを描いた殺陣活劇。ノリは中期頃の西尾維新っぽい。線は極太コテコテの塗りだが、戦闘の躍動感が凄まじい。血風がこちらにも臭ってきそうなほどの迫力。

悪魔令状
http://www18.atpages.jp/yamitani/index.html
揉め事の「記憶」を処理する回収人「病崎」の暗躍を描いた作品。絵は稠密丁寧なのに基調色が灰色のため圧迫感と不安感を覚える。眼潰しシーンが何というか…痛い。

つくすん先生はグロというより最早「つくすん」というカテゴリーにしか当てはめれないので明日紹介します。
2010夏ホラー漫画企画
http://green.ribbon.to/~hekatoninka/index3.html
の2夜目「肉の眼」を読めば大体この人の手遅れ感が掴めると思います。女の子描くのは非常にうまいのにね…。

~~~
お口直しに一作品。
さよならみー
http://neetsha.com/inside/main.php?id=5149
いい話。読み切り。読む度最後の展開で目頭が熱くなる。

コメント

うしお
2010年12月4日2:42

「百鬼村」面白いすなあ。勢いで全部読んでしまったけどまだ現在進行中なのね。今後に期待。それにしてもえぐりちゃんカワユス

もっちー
2010年12月4日8:13

>>肉の眼
沙耶の歌…
オチはありがちだけど良いね。

でもこれってホラーなの?

マイコロス
2010年12月7日0:40

>S
抉りちゃんギザカワユス

>M
確かに「正常なものが異常に見える」は沙耶の歌そのもの。
ホラーかという質問に対しては耳袋か甲子夜話に「ある武士が帰宅すると家族の顔が動物に見え、刀に手を伸ばしかけたが思いとどまり、数時間経った後に見直すと普通の顔に戻っていた」という話が見えるし、異常現象に対し「異常な行動を人間はとってしまう」という人間風刺がゾンビ映画の大成者ジョージAロメロのテーマだということも考えればその答えは余りにも自明。

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