胎界主 考察・解説 第八話 球体使い
2014年6月9日 趣味 コメント (4)http://www.taikaisyu.com/08-01/01.html
球体使いを通じて、「クレーン」のイメージは常につきまとう。吊り下げられる者=上位のものの言いなりになる、などの暗喩か?
http://www.taikaisyu.com/08-01/07.html
東郷家の者は「球体使い」と呼ばれる超能力者である。球体使いとは「魂の力を使って、エネルギーにも質量にも出来」る(設定資料集より)力を持つ者たちである。東郷善がその開祖であり、彼の影響下にある者にその能力が発現していった。
なおこの話に登場する東郷仁の力は「曲げる力」。(資料集より)
http://www.taikaisyu.com/08-01/15.html
六話で憑依されていた実の姉である。
http://www.taikaisyu.com/08-01/19.html
仁はアカーシャ球体が見えており、それを他人に一時的に見せることも可能である(資料集より)。
http://www.taikaisyu.com/08-02/07.html
立川談志…七代目立川談志を指すのか。
煙草酒で焼けたダミ声、破天荒な人柄が有名な落語家。古典落語のアレンジの完成度の高さで知られる。
「女は怖い」は氏の一席、「饅頭怖い」の言及だろうか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/10.htm
前頁の紙飛行機→弾かれない、銃→弾かれる→パチンコ玉→弾かれる、でアカーシャ球体の自動設定を割り出し、バケツ一杯のパチンコ玉で過剰反応させて本体への防御を手薄にさせている。
http://www.taikaisyu.com/08-02/11.html
左腕を不自然に曲げ、アカーシャ球体を放っている。最初は作画ミスかと思ったが、最近は「首の後ろを守っている」動作なのではないかと思い始めてきた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/12.html
左下コマで申し訳なさそうな表情をしている。仁は高圧的な態度を取ってきたが、実は心優しい少年なのだということがこの辺りから分かり始める。
http://www.taikaisyu.com/08-02/13.html
仁の首の後ろに「スペア」のアカーシャ球体が浮かぶ。これが攻撃の合図とみなされたか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/14.html
ダンゴ虫を踏まずに歩くに任せる。危険を察知し丸くなるダンゴ虫に、自身の境遇を被せたのだろうか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/15.html
運転手の名の渕上、稀男の読む本の毛銭で「渕上毛銭」が思い浮かぶ。昭和の詩人で、若き日の発病から終生病の床にあった。その夭逝と、仁に被るイメージがある。
http://www.taikaisyu.com/08-02/17.html
悪臭とは屋根の上からかけた魚の汚汁の臭い。ここまで予測して策を打っている。
http://www.taikaisyu.com/08-02/18.html
前話「遅刻」に続き、張りぼての動物のトリック。倒れたことで毒ガスと錯覚させ、防御に全ての力を注ぐよう仕向けた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/19.html
「さあ~てお前は」は漫画「北斗の拳」でシンという登場人物が主人公ケンシロウの胸に北斗七星の傷をつけた際に言った「何本目に死ぬかな」という台詞へのオマージュ。
「イワンの馬鹿」とはおなじみトルストイの作品の一つ。四人兄弟の一人、馬鹿なイワンが、その誠実な性格ゆえに、艱難辛苦の果てに幸せをつかむという物語。
http://www.taikaisyu.com/08-02/20.html
前では反応していなかった紙飛行機に対してアカーシャ球体が反応する。その理由として考えたのだが、「首」の後ろだからこそ反応したのではないか。幼い日に親類に命を狙われそうになったことを切っ掛けに、そういう設定をアカーシャ球体に施したのではないか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/22.html
イルカの背の上から、仁に姿は消えている。幼い日に思い描いた夢は、戸的美穂との会話で一瞬芽生えた夢は既に彼から奪い去られていた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/23.html
自身の首をアカーシャ球体で折り、自害。ダンゴ虫の行く手を思いやる命は彼の体からは既に抜け出している。
「当主にしかなれない」とは、夢を追うことも出来ず、当主の器ではないと自覚し、それでも自分には当主になる人生しかなかった、という後悔と諦観の表れ。
球体使いを通じて、「クレーン」のイメージは常につきまとう。吊り下げられる者=上位のものの言いなりになる、などの暗喩か?
http://www.taikaisyu.com/08-01/07.html
東郷家の者は「球体使い」と呼ばれる超能力者である。球体使いとは「魂の力を使って、エネルギーにも質量にも出来」る(設定資料集より)力を持つ者たちである。東郷善がその開祖であり、彼の影響下にある者にその能力が発現していった。
なおこの話に登場する東郷仁の力は「曲げる力」。(資料集より)
http://www.taikaisyu.com/08-01/15.html
六話で憑依されていた実の姉である。
http://www.taikaisyu.com/08-01/19.html
仁はアカーシャ球体が見えており、それを他人に一時的に見せることも可能である(資料集より)。
http://www.taikaisyu.com/08-02/07.html
立川談志…七代目立川談志を指すのか。
煙草酒で焼けたダミ声、破天荒な人柄が有名な落語家。古典落語のアレンジの完成度の高さで知られる。
「女は怖い」は氏の一席、「饅頭怖い」の言及だろうか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/10.htm
前頁の紙飛行機→弾かれない、銃→弾かれる→パチンコ玉→弾かれる、でアカーシャ球体の自動設定を割り出し、バケツ一杯のパチンコ玉で過剰反応させて本体への防御を手薄にさせている。
http://www.taikaisyu.com/08-02/11.html
左腕を不自然に曲げ、アカーシャ球体を放っている。最初は作画ミスかと思ったが、最近は「首の後ろを守っている」動作なのではないかと思い始めてきた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/12.html
左下コマで申し訳なさそうな表情をしている。仁は高圧的な態度を取ってきたが、実は心優しい少年なのだということがこの辺りから分かり始める。
http://www.taikaisyu.com/08-02/13.html
仁の首の後ろに「スペア」のアカーシャ球体が浮かぶ。これが攻撃の合図とみなされたか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/14.html
ダンゴ虫を踏まずに歩くに任せる。危険を察知し丸くなるダンゴ虫に、自身の境遇を被せたのだろうか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/15.html
運転手の名の渕上、稀男の読む本の毛銭で「渕上毛銭」が思い浮かぶ。昭和の詩人で、若き日の発病から終生病の床にあった。その夭逝と、仁に被るイメージがある。
http://www.taikaisyu.com/08-02/17.html
悪臭とは屋根の上からかけた魚の汚汁の臭い。ここまで予測して策を打っている。
http://www.taikaisyu.com/08-02/18.html
前話「遅刻」に続き、張りぼての動物のトリック。倒れたことで毒ガスと錯覚させ、防御に全ての力を注ぐよう仕向けた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/19.html
「さあ~てお前は」は漫画「北斗の拳」でシンという登場人物が主人公ケンシロウの胸に北斗七星の傷をつけた際に言った「何本目に死ぬかな」という台詞へのオマージュ。
「イワンの馬鹿」とはおなじみトルストイの作品の一つ。四人兄弟の一人、馬鹿なイワンが、その誠実な性格ゆえに、艱難辛苦の果てに幸せをつかむという物語。
http://www.taikaisyu.com/08-02/20.html
前では反応していなかった紙飛行機に対してアカーシャ球体が反応する。その理由として考えたのだが、「首」の後ろだからこそ反応したのではないか。幼い日に親類に命を狙われそうになったことを切っ掛けに、そういう設定をアカーシャ球体に施したのではないか。
http://www.taikaisyu.com/08-02/22.html
イルカの背の上から、仁に姿は消えている。幼い日に思い描いた夢は、戸的美穂との会話で一瞬芽生えた夢は既に彼から奪い去られていた。
http://www.taikaisyu.com/08-02/23.html
自身の首をアカーシャ球体で折り、自害。ダンゴ虫の行く手を思いやる命は彼の体からは既に抜け出している。
「当主にしかなれない」とは、夢を追うことも出来ず、当主の器ではないと自覚し、それでも自分には当主になる人生しかなかった、という後悔と諦観の表れ。
コメント
『レッド・ステイト』だと思いますよ。
ちなみに最後のラッパ音?ホラ貝みたいなやつは、教団と対立していた学生?ワルがきの悪戯だったはずです。
そうですねまさにその映画ですね。演説シーンが過激ながらになかなか鋭いなあと思っていたので記憶に残っていました。
あの分かり切った男の決断がダメダメでしたなー。あそこで奴隷裏切って貴族になって、更に一ひねりある終わり方とかなら大分印象変わっていただろうに。