タワーリングインフェルノ

粗筋
サンフランシスコに新たに建造されたグラスタワーは135階建ての摩天楼。しかし施工主のピンハネで安全対策が不十分だったために、落成式典のさなかに火災が発生、超高層火災によってグラスタワーは地獄と化した。

感想
設定は見事。
序盤の設計家、建設屋の間の掛け合いは面白い。設計家は安全を万端にするためにわざわざ規格以上のものを用意したのに、建設屋がピンハネして、再三の忠告にも関わらず「合法だ」の「貴様に言われる筋合いはない」と強情を貫き、それが死者100名に上る惨事を引き起こしてしまう。
ただ実際の火事になってから少し冗長かなあ。火災の悲惨さを描きたいのか、人間ドラマを描きたいのかに焦点が絞り切れていない気がした。

パシフィックリム
粗筋
KAIJUが次元の向こうから現れた未来。怪獣に対抗するため科学の粋を結集して作られたイェーガ―は今日も怪獣を倒す!(適当)

感想
クソ馬鹿映画wwwwwwwwwwww愉快すぎるwwwwwwwwwww

イェーガーのデザインが先ずださカッコいい。鉄人28号かよ、ってくらい無骨なデザイン。
キャラクターがどれも魅力的。そのつくりが日本のアニメを参考にされているので、日本人としてとてもなじみ深い。主人公と一緒に乗るマコはドジッコ、格闘スキルが高い、父親想い、片言でキャラ萌え的要素にあふれているし、イェーガーの操縦者も皆テンプレチックなキャラ揃いだから、2時間ものの短い映画という制約においては(使い捨てキャラ)として十分。そして何より技術屋の2人が熱い!かたや天才肌の天然さん、もう一方は計算しか信じないような堅物、みたいな正反対の2人だけれど、「怪物を倒すために誓え!」と協力するシーンには胸が熱くなる。
設定はまあ無難なところ。ただ怪物の生態シーンはすごいよかったね。深みを感じる。

ただこのパシフィックリムの最大の良さはアクションシーンのカッコよさだ!
日本の特撮やらロボットアニメやらは、特撮は日本のプロダクションのクッソ稚拙な技術力で視聴者を騙しきれなくなった辺りからヤレイケメン俳優を使って親御さんを釣るなんていう手に出たり、ロボットアニメで言えば「適当に三角関係にして、片方をエイリアンの王女的なものにして、片方を不妊にして歌でも歌わせればいいんじゃない?」みたいなクソのようなアニメにしたり。誰もロボットで勝負しない。でもこのパシフィックリムは違う!ロボットアニメだ!格闘する意味なんてないのに格闘する!これこそがロボットだろ!無駄にたくさん兵器を積むけど、全部近接戦闘用の武器!これに感じない男の子は居ないよ!最高のロボットものだ!

パシフィックリムは映画じゃない!「ROBOT ANIME」だ!!!

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