午前10時の映画祭 メリーポピンズ 鑑賞
午前10時の映画祭 メリーポピンズ 鑑賞
粗筋

時は1910年。ある日、ロンドンでも美しい桜通りのある家に、パラソルを開いた若く美しい女性が空からフワフワ舞い降りた。子供の書いた紙片を持ったその女性の名は、メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)。降り立った家には、銀行家で気難し屋のバンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)と、婦人参政権運動に夢中の奥さん(グリンス・ジョーンズ)と腕白盛りな子供たちが住んでいた。そしてメリーが手にした紙片には、子供たちが希望する乳母の条件が書かれていたのだった。

感想

キチガイ。そういえるほどの異次元を描きながらも芸術の域にまで昇華出来るバランス感覚と表現力は流石ディズニーか。
64年と実に半世紀前の映画な訳だが、使われている特殊効果はとてもその時代のものとは思えないほど。3次元とアニメーションの合成を始めとして、今までアニメーションでしか見ることの出来なかった「魔法の世界」を普段我々が目にする実写世界で表現しようとする心意気に驚かされる。3Dに慣れた現代人にはちと子供だましとも思えるが、「映画」の起源がそもそも奇術魔術の類だったことを考えると、何か感傷に浸るものがある。
この映画で忘れてはいけないのは名曲の数々。アカデミー賞を取ったチムチムチェルーや、やたら長い名前のあの曲などは誰しも一度は聴いたことがある筈。


Supercalifragilisticexpialidocious
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2228030

Chim Chim Cheree
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10685956

コメント

海老
2013年5月17日8:11

メリーポピンズ!
超観たくなって来た・・・。

マイコロス
2013年5月17日8:52

午前10時の映画枠は今週中に終わるので劇場で観たい場合はお早めに。多分劇場公開はもうないだろうから。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索