4枚目の3マナPW、ドムーリ。
リリアナ、ジェイスが両方とも一方的なアド生成をするのが難しく、アジャニに至ってはほぼアドを取ることは出来ない設計だったのに比べ、ドムーリは小プラス、小マイナスの両方でアドを取ることが可能。
しかし環境には似たようなPWに情け知らずのガラクが居る。

両者を比較してみると

両方とも初期修正値は3。ガラクはそのままでは+起動は出来ないが、ラーダは可能。

マナはガラクが4、ラーダが3。ここが一番大きな差だろう。ガラクはそのマナ圏に緑系ビートであるならば狩り達、修復の天使、地獄のりなど多数のカードがひしめいているのに対して、3マナはトップメタに居るのは強打者のみ。次点で国境地帯や癒し手が居るが、おおよそ3マナは今まで脆弱だったと言わざるを得ない。ここを埋めるカードとしてはラーダは良い選択肢と云い得るだろう。

生物生成サーチとしてはガラクは表なら2/2、裏なら接死1/1、更にサーチなら生物生贄で好きな生物を持ってこられるが、ラーダはトップをめくって生物だった場合にのみアドを得ることができる。これは流石にガラクの方が上だろう。表ガラクのみで比較した場合でも、ガラクが確定で2/2なのに対してラーダは生物30枚の脳筋デッキでさえ1/2の確率で外れる。しかも当たったとしてもサイズが小さければガラクにさえ劣るため、出来ることなら絡み根程度のサイズの生物よりも、なるべく「当たり」と言えるサイズの生物を多く入れるデッキの方がいいだろう。

挌闘能力はガラクが単体で機能するのに対してラーダは挌闘用の生物が必要。つまりガラクであれば気にせず挌闘して確定でアドを取れたのに対してラーダは忠誠値を2支払ったうえで除去で回避される恐れがある上に、こちらの生物も挌闘で失う可能性がある。ラーダの挌闘は4以上のものも落とせはするが、正直デメリットが大きすぎてこのメリットは消されてしまうだろう。

最後の大マイナスはガラクはオーバーラン、ラーダはすごいエンブレムを持つ。まあ同じくらい強いですね。

結論としてはマナの差もあり、やはりガラクの方が強力なのは事実。しかしラーダも3マナで恒久的にアドを取れることが出来る数少ないPWであるのには変わりはない。
ラーダを使う際には①生物はとにかく大目、甘えた火力などは積むだけデッキが弱くなる②生物もマナカーブ順というよりはデカい生物を積んだ方が良い
この2点を押さえてデッキを組めば強く運用できるのではないだろうか。

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