モダンで流行りつつあるクソエンチャビート
モダンで流行りつつあるクソエンチャビート
モダンで流行りつつあるクソエンチャビート
PTQシーズンですね!僕は今季もどこのPTQも出られません!

クソエンチャビート。先ずはレシピから。

1 Dryad Arbor
1 Forest
4 Misty Rainforest
2 Plains
4 Razorverge Thicket
3 Temple Garden
4 Verdant Catacombs

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19 lands

4 Gladecover Scout
4 Kor Spiritdancer
2 Noble Hierarch
4 Slippery Bogle

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14 creatures

4 Daybreak Coronet
4 Ethereal Armor
4 Hyena Umbra
2 Keen Sense
3 Path to Exile
4 Rancor
2 Spider Umbra
4 Spirit Mantle

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27 other spells

Sideboard
2 Dismember
3 Leyline of Sanctity
3 Ray of Revelation
2 Rest in Peace
2 Rule of Law
3 Stony Silence

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15 sideboard cards

付けて!殴る!殴る!
クソデッキですね。しかし最近では徐々に結果を残しつつあります。何故でしょうか?

○長所

①除去に強い
似たような生物主体のコンボデッキとしては、感染、殻、双子コンボがあります。
感染デッキは見た目ではこのデッキと似ていますが、その実方向性はさほど似てません。感染は隙を見て毒10個をほぼ一撃でねじ込むデッキですが、クソエンチャデッキは加速度的にサイズが増えていく生物で何度もアタックするデッキです。そのため生物も1マナ被覆が8体と、コーが4(シラナという2マナ被覆を積んだレシピもあります)というのがオーソドックス。被覆生物が多いため、それだけで先ず生物主体のコンボとしては長所足りえます。上記の感染、殻、双子はどれも除去でコンボが止まってしまうデッキです。
感染にないメリットとしては、他にもメリーラポッドというメリーラが居る=感染に強いということの他にほぼキキジキ殻の下位互換のようなデッキに対して一枚のカードで詰まないこと、更にはジャンドやトークンの採用している未練ある魂でゲロることもありません。メリーラと違い墓地を使わないので、環境に蔓延している死儀礼も辛くないのも良いですね。
被覆生物への対処としては、全体除去が一般的ですが、それに対しても族霊鎧というスタンですら使わなかったカードで対応しています。族霊鎧とは、それをエンチャントした生物が破壊される際に族霊鎧が身代わりに壊れることでエンチャント先が破壊されなくなるというもの。これで滅びや神の怒りなどのカードがケア出来る上、被覆はないがデッキ的に強いコーに隙を見てつけることで、単除去を回避するのにも使えます。

②ライフゲイン=長期戦に強い
無限以外で相手のライフを詰めていく速攻デッキとして、赤単があります。赤単になくてこのデッキにあるメリットとしては、このデッキはライフゲインに強い、ということが挙げられます。赤単が白単相手に2T戦隊の鷹→3T砂の殉教者で18点ゲインされてお手上げ、というのは良くある話ですが、クソエンチャデッキはサイズがそのうちエムラレベルのサイズになるため、10点20点ゲインされたところで、削り切ることができます。有限ダメージではありますが、ターン経過につれて削れるダメージ量が増えるという意味ではストームとも似ていますね。

ここまで長所を挙げてきましたが、ならこのデッキは最強なのか?と問われるとそうでもありません。デメリットとしては

①致命的に遅い
感染との違いはここですね。感染は2~3キル出来るデッキなのに対して、このデッキは修正値が感染の+3~4に対して+1~3なので(しかも感染は実質2倍)、天上の鎧重ね張り環境のチートコードを爆誕させる以外に3キルはほぼ不可能です。
また、デッキの方向性こそ違え、感染と同じく生物10枚前後+強化20枚前後という形のため、相手への干渉手段に乏しい。そのため、コンボに対しても弱いです。感染がその圧倒的速度でストームに戦えていたのに対して、こちらはほぼメインは無理といった状況。
このデッキの隆盛の切欠自体も過度に非生物主体+墓地主体のデッキへの対策が進み、ストームが環境から若干数を減らしたことだと思います。メタの産物と言えるのではないでしょうか。

②生贄には対応できない
族霊鎧は破壊能力は救ってくれますが、生贄スペルには無力です(だよね?)。
そのため、ジャンドのリリアナに非常に弱い。更に言えば、小悪疫や死の雲といったカードでも生贄効果は可能なので、そういったカードを多用するデッキもきついのではないでしょうか。最近のDEでデスクラウドデッキが結果を残していたり、また大抵のクソエンチャデッキの土地部分に東屋のドライアドが入っているのもこれを見越してのことなのでしょう。

総括
強い血の手の炎が出るまでは赤単じゃなくてこっちを使ってもいいのではないでしょうか。ただアレが出ると赤単も強くなりそうですね(結論)

コメント

薄暮の小僧、クロロ
2013年1月9日23:38

シガルダワンチャン!!

冥腐
2013年1月11日0:13

シガルダは重いから無理でしょうね。
リリアナに対しては神聖の力線とかでしょうかね。

マイコロス
2013年1月11日23:32

>ク
舐めてんの?(半ギレ

>裏
ほぼリリアナのためだけに力線入れるのは意味不明感もあるのでまあ無難にフェッチ起こしからアーバーエルフで頑張るぐらいじゃない?

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