ももへの手紙 鑑賞 +twitter
・粗筋

父、死ぬ

瀬戸内海に引っ越すも戸惑い気味のもも。「11歳、コミュ障です」

妖怪に会う。
もも「あーあやっぱり畑の作物盗んでるじゃないか(怒り)」
イワ「どうしたら、許して貰えますか(SGW)」
もも「じゃあお前、ここで父親に手紙送ってくれよ」
イワ「へぇ!?手紙ですかァ!?」
もも(手形を人質にとりながら)「なんでもするって言ったよね?」

もも、母と不仲に。母、持病の喘息で呼吸器不全に陥るも生憎の台風で島に医者が来れない

もも「だって約束したじゃないですか(棒読み)」
イワ「(ご禁制に触れる)こっちの事情も考えてよ(棒読み)」

島中の妖怪の力を結集し島を渡る。妖怪、もも親子の見守り役目を終えて空へ帰る。

妖怪「サラダバー(UDK」

稲船流しの日、父からの手紙が届く

糸冬

・感想
「家族愛」と「瀬戸内海の自然の美しさ」はどのレビューサイトでも言われていたので割愛。
他の点で言えることは

①まんま隣のトトロの焼き直し
作画とかキャラデザはジブリっぽいし(そら作画監督が千と千尋、おまけにアニメーション作成にIG、ガイナと一緒にジブリがやってるんだから当然だ)、コミカルな挙動や愛嬌のある妖怪は千と千尋やトトロの要素が多い。
加えて、作品終盤で妖怪に力添えを頼んだら妖怪が大挙してももを助けに来るシーンはトトロが猫バスを呼ぶシーンそっくりだった。キャラの声が最近の萌えアニメみたく変に感情や愛嬌をふりまく感じじゃなく、棒に近いながらも自然な演技だったのも余計にジブリらしさを際立たせていたかな。

②主人公のももがロリい
(ここでのロリという単語は元の意味である「12~15歳の少女」を指します。ギャルゲーでわふーとか言ってる池沼は幼児~10歳児の容姿なのでペドという語を充てます)

ノースリーブとホットパンツがセクシーだね、エロい!画面見続けてるとノンケになっちゃう、やばいやばい。(YJUSNPI)
設定では11歳らしいですが動いている絵を見てるともっと年上に見える。等身が高くて手足がスラッと伸びてる感じ。作画が良いせいか、コミカルなシーンでの手をいやいやさせたりブンブン振る動作にも可愛らしさが出ているし、寝転がってけだるげに寝返りを打つシーンや水着になって橋から飛び込むシーンなんかは、プロポーションの良さと肉付き加減で妙に画になる。
好意的に捉えるならば萌えという記号消費の中のフェティシズム要素消費を脱却して自然さを追求した健康的なエロスを表現している、といったところか。深夜アニメとラノベ映画しか見ない萌え豚共も、よーく見とけや(TNOK)

妖怪は記号であり、現象理解であり、文化装置なんです、思考「させる」ものであり思考「する」ものではないんです、なんて野暮な妖怪学的な突っ込みも思いつきましたが野暮なので止めます。

・総評:ジブリアニメを見てきた20歳以上のおっきなお友達向け。模範的な家族アニメかもしれんが、「妖怪妖怪うわー(^q^)」と歓声を上げる一桁台の子供と親で見るアニメではないね…。癇癪や駄々っ子ではなく自分なりの感情で親と諍いを起こし、そこで改めて親の有難味を実感できる中~高坊以上になってから親とみるべきだね。

評価:75点。可もなく不可もなく。

コメント

獄卒
2012年4月21日22:35

面白そう(小並感)
ジブリのロリは、豚要素抜きで魅力的なんだよなぁ…
大体の作品で生き生きしている感じが伝わってくるのが好きです。

凡骨
2012年4月22日1:28

俺どんな人間なんだよw

マイコロス
2012年4月22日16:57

>獄
その考えがロリの始まり
 
>凡
正義感溢れる人(棒読み)

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