往年のデッキをもう一度第六回 二〇〇九年シーズン ローウィン+シャドームーア+アラーラブロック編
往年のデッキをもう一度第六回 二〇〇九年シーズン ローウィン+シャドームーア+アラーラブロック編
旧スタンのデッキをモダンにチューンナップしようのコーナー。
今回扱う大会はプロツアー京都09。ナシフのふざけたクルーエルトップが印象的でした。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E4%BA%AC%E9%83%BD09
それではPTでの優勝、準優勝のデッキを見て行きましょう。

①クルーエルコントロール
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AE%8B%E9%85%B7%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB#.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.82.A6.E3.82.A3.E3.83.B3.EF.BC.9D.E3.82.B7.E3.83.A3.E3.83.89.E3.82.A6.E3.83.A0.E3.83.BC.E3.82.A2.E3.83.BB.E3.83.96.E3.83.AD.E3.83.83.E3.82.AF.EF.BC.8B.E3.82.A2.E3.83.A9.E3.83.BC.E3.83.A9.E3.81.AE.E6.96.AD.E7.89.87.E3.83.96.E3.83.AD.E3.83.83.E3.82.AF.E6.9C.9F
残酷な根本原理 UUBBBRR ソーサリー
打ったら気持ちよくなって大体勝つ。

クルーエルコンというのは、上記のビッグスペルを打って盤面、ライフ、ハンド全てを掌握しにいくコントロールです。基本的に通れば大体勝つので、それまでは只管相手の挙動を耐える構成にするのが定石。序盤を耐え、中盤を耐え、クルーエルから一転攻勢に出る。そこで形成した圧倒的なアドバンテージでそのまま相手を押しつぶすことが出来る。昨年開かれたfinalsのモダンラウンドでもクルーエル使いがいたのでそこを参照されたし。
http://coverage.mtg-jp.com/finals11/article/002747/

どのデッキにも共通しているのが、スタン期と違い大型フィニッシャーを採用していないこと。クルーエル→瞬唱回収→瞬唱でFB、という動きが出来るため、相手のライフを削るのにフィニッシャーを積む必要はない、という判断だろう。
個人的にモダンで除去を山ほど撃たないと勝てないマッチアップはそこまでないため、除去を稲妻3~4とへリックスorパス程度にしてハンデスカードを増量したい。基本的にクルーエルコンは除去コンのため、中速程度のビート、コントロールミラーには目を瞠るほど強いのだが、如何せんコンボ、マナランプ系相手に弱い構成になってしまう。
それともう一つ勧めたいこととして、マナ加速スペルを少々積みたい。基本地形を積むのは無理な話なので、無理なく入るカードとしては探検ととぐろ巻きの巫女。クルーエルを打たねば話にならないので、モダンというカードプールを生かして5~6T目にクルーエルを打つことも可能なデッキにしたい。

②白黒トークン
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%99%BD%E9%BB%92%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%B3
白黒トークンとは軽量のトークン生成スペルで横に並べ、全体強化を付けることでダメージレースを有利に運ぶデッキである。基本的に1枚で2体以上のクロックを並べることを目的としており、明確なフィニッシュ手段のないコントロールや、中速程度のビート相手に無類の強さを発揮する。反面、自分より圧倒的に速い展開をするビートや(エルフetc)、コンボデッキ系はその速度差によって不利がつく。

ではモダンDEにあったデッキを貼ろう

3 Arid Mesa
2 Godless Shrine
3 Isolated Chapel
4 Marsh Flats
2 Mutavault
4 Plains
1 Swamp
4 Windbrisk Heights

23 lands

4 Tidehollow Sculler

4 creatures

3 Ajani Goldmane
2 Gather the Townsfolk
4 Honor of the Pure
4 Inquisition of Kozilek
2 Intangible Virtue
4 Lingering Souls
4 Path to Exile
4 Raise the Alarm
2 Smother
4 Spectral Procession

33 other spells


Sideboard
3 Disenchant
3 Duress
1 Fracturing Gust
1 Kataki, War’s Wage
3 Kitchen Finks
1 Kor Firewalker
3 Relic of Progenitus

14枚のトークン生成スペルを、9枚の全体強化で後押しする。前述した通りビートミラーで強いため、メタ上にあるトリコ、エスパーパーミや(クソビート時の)メリーラ殻相手には有利に立ち回れる模様。
個人的に納得がいかないのは急報を優先して町民の結集を減らしている点、アジャニを3枚も積んでいる点、孤立した礼拝堂を3積んでいる点だろうか。
急報はインスタントだが、このデッキは構える動きにさして意味がない。アジャニは複数来ると死んでくれないのでソリンやペスとばらした方がいいのではないか、礼拝堂は谷2風立て4礼拝堂3のため、初手いかんによってはタップイン地獄になってしまうのではないか、などなど。
個人的にあの頃のアジャニが強かったのは純然たるビートミラーが多いために強化警戒が強かったこと、メインキッチン+レッドキャップで頑強復活が出来たことだと思うので、環境の違いも加味して複数引いた場合に大連打出来る構成の方が強いのではないかと感じた。

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