往年のデッキをもう一度第三回 2006年シリーズ 神河+ラブニカブロック編
2012年2月22日 趣味
旧スタンのデッキをモダンチューンしようのコーナー3回目。
ラブニカブロックが3つとも出揃った環境下で行われたスタンダードのプレミアイベントはGPマディソン、プロツアーホノルルがある。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BD%E3%83%B306
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%AB06
オルゾフビート、シーストンピィ、グルールビート、ZOO、禍我シュート、グレーターギフト、ハウリングオウル、イゼットロン、ワイルドファイアなどギルドランドの恩恵を受けたさまざまな種類の多色デッキが花咲いた環境だった。
①ZOO
http://mtgwiki.com/wiki/Zoo
ZOOとは低マナ域に寄せられた優秀なクリーチャーたちを火力や除去でサポートする高~中速ビートダウンデッキである。PTフィラデルフィア以降モダン環境では常にメタの一角を占めていたがこの度のモダンの禁止改訂により、野生のナカティルと罰する火を失い、すっかり環境から消えてしまった。ナカティルを失ったことが痛いのは勿論だが、罰するコンボを失ったことにより長期的にビート、コントロール相手に継戦する能力をZOOは失った。これにより否が応にでも高速化する必要性が出てきた。
が、同時に罰するコンボの退場によりタフネス2以下に人権が戻ったことも確かだ。今回紹介するのはドメインZOOというデッキ。
サンプルレシピ
4ステップのオオヤマネコor密林の猿人
4渋面の溶岩使い
4ゴブリンの先達
4闇の腹心
4タルモゴイフ
4瞬唱の魔道士
4稲妻
2流刑への道
4稲妻のらせん
4部族の炎
4乾燥台地
4沸騰する小湖
3湿地の干潟
1霧深い雨林
1山
1平地
1踏み鳴らされる地
1聖なる鋳造所
1寺院の庭
1蒸気孔
1神聖なる泉
1神なき祭殿
1血の墓所
1繁殖池
もはやZOOというよりも赤白タッチ緑青黒の5色ビートといった方が適切か。罰する環境下で人権がなかったラバマン、先達、リンクス、ボブといったタフ2以下で低マナ域を固め、極限まで速度を追求した形にしている。ボブが4積まれているとは云え、ランド22ではステップリンクスが安定して上陸するかが疑わしい。もしリンクスが弱い場合は壌土のライオンか密林の猿人にするといいだろう。
②シーストンピイ
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A3
シーストンピイとは低マナ域の優秀なクロックを火力やカウンターといった妨害カードでサポートするデッキである。当時のシーストンピイは赤緑青の3色で組まれていたが、モダンでこういったパーミよりのデッキを組む場合、緑の利点はタルモゴイフぐらいしかないだろう。マナクリーチャーを積まずとも低マナ域のクリーチャーは充実しているし、貴族の教主などから3マナ圏のカードにつなげるデッキは自ずから聖遺の騎士が入るだろうからデッキの方向性が変わってくる。
ミドルレンジの除去パーミデッキと言えばGP神戸の併催イベントで結果を残したトリコロールセプターがある。
2 《島》
1 《山》
1 《平地》
2 《蒸気孔》
2 《神聖なる泉》
2 《聖なる鋳造所》
4 《乾燥台地》
4 《霧深い雨林》
4 《沸騰する小湖》
-土地(22)-
4 《秘密を掘り下げる者》
4 《ステップのオオヤマネコ》
3 《瞬唱の魔道士》
2 《聖トラフトの霊》
-クリーチャー(13)-
4 《稲妻》
4 《血清の幻視》
2 《呪文貫き》
2 《呪文嵌め》
3 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
3 《マグマの噴流》
3 《等時の王笏》
-呪文(25)-
気になるのは秘密を掘り下げる者と等時の王笏の存在だろうか。
前者について言えば思案や定業といった優秀なトップ操作カードがないため、使いにくそうに思える。が血清の幻視やマグマの噴流の2種類の占術カードが採用されているため、3T目変身の確率はそこまで低くないだろう。
セプターはまさに罰する火と同じような役割で、毎ターン使いまわすことでゲーム中盤からアドバンテージを獲得できる。 主な役割はパスで確定除去、へリックスでライフゲイン兼除去、マグマジェットでドロー操作兼火力だろう。
問題は破壊、バウンスされた時のディスアドバンテージだが旧エクテンの頃と違い、金属モックスやソプターコンボのような強力なアーティファクトがないことから撤廃や群れ魔道士といった汎用除去がメインには余り多くない環境になっている。このデッキはサイドから双子コンボにシフトチェンジする構築がなされているため、サイド後に相手のアーティファクト破壊を無駄にさせることが出来る。
次回はラブニカ+時のらせんブロック。トリコロールや太陽拳といったなつかしい面々が登場します。
ラブニカブロックが3つとも出揃った環境下で行われたスタンダードのプレミアイベントはGPマディソン、プロツアーホノルルがある。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BD%E3%83%B306
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%AB06
オルゾフビート、シーストンピィ、グルールビート、ZOO、禍我シュート、グレーターギフト、ハウリングオウル、イゼットロン、ワイルドファイアなどギルドランドの恩恵を受けたさまざまな種類の多色デッキが花咲いた環境だった。
①ZOO
http://mtgwiki.com/wiki/Zoo
ZOOとは低マナ域に寄せられた優秀なクリーチャーたちを火力や除去でサポートする高~中速ビートダウンデッキである。PTフィラデルフィア以降モダン環境では常にメタの一角を占めていたがこの度のモダンの禁止改訂により、野生のナカティルと罰する火を失い、すっかり環境から消えてしまった。ナカティルを失ったことが痛いのは勿論だが、罰するコンボを失ったことにより長期的にビート、コントロール相手に継戦する能力をZOOは失った。これにより否が応にでも高速化する必要性が出てきた。
が、同時に罰するコンボの退場によりタフネス2以下に人権が戻ったことも確かだ。今回紹介するのはドメインZOOというデッキ。
サンプルレシピ
4ステップのオオヤマネコor密林の猿人
4渋面の溶岩使い
4ゴブリンの先達
4闇の腹心
4タルモゴイフ
4瞬唱の魔道士
4稲妻
2流刑への道
4稲妻のらせん
4部族の炎
4乾燥台地
4沸騰する小湖
3湿地の干潟
1霧深い雨林
1山
1平地
1踏み鳴らされる地
1聖なる鋳造所
1寺院の庭
1蒸気孔
1神聖なる泉
1神なき祭殿
1血の墓所
1繁殖池
もはやZOOというよりも赤白タッチ緑青黒の5色ビートといった方が適切か。罰する環境下で人権がなかったラバマン、先達、リンクス、ボブといったタフ2以下で低マナ域を固め、極限まで速度を追求した形にしている。ボブが4積まれているとは云え、ランド22ではステップリンクスが安定して上陸するかが疑わしい。もしリンクスが弱い場合は壌土のライオンか密林の猿人にするといいだろう。
②シーストンピイ
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A3
シーストンピイとは低マナ域の優秀なクロックを火力やカウンターといった妨害カードでサポートするデッキである。当時のシーストンピイは赤緑青の3色で組まれていたが、モダンでこういったパーミよりのデッキを組む場合、緑の利点はタルモゴイフぐらいしかないだろう。マナクリーチャーを積まずとも低マナ域のクリーチャーは充実しているし、貴族の教主などから3マナ圏のカードにつなげるデッキは自ずから聖遺の騎士が入るだろうからデッキの方向性が変わってくる。
ミドルレンジの除去パーミデッキと言えばGP神戸の併催イベントで結果を残したトリコロールセプターがある。
2 《島》
1 《山》
1 《平地》
2 《蒸気孔》
2 《神聖なる泉》
2 《聖なる鋳造所》
4 《乾燥台地》
4 《霧深い雨林》
4 《沸騰する小湖》
-土地(22)-
4 《秘密を掘り下げる者》
4 《ステップのオオヤマネコ》
3 《瞬唱の魔道士》
2 《聖トラフトの霊》
-クリーチャー(13)-
4 《稲妻》
4 《血清の幻視》
2 《呪文貫き》
2 《呪文嵌め》
3 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
3 《マグマの噴流》
3 《等時の王笏》
-呪文(25)-
気になるのは秘密を掘り下げる者と等時の王笏の存在だろうか。
前者について言えば思案や定業といった優秀なトップ操作カードがないため、使いにくそうに思える。が血清の幻視やマグマの噴流の2種類の占術カードが採用されているため、3T目変身の確率はそこまで低くないだろう。
セプターはまさに罰する火と同じような役割で、毎ターン使いまわすことでゲーム中盤からアドバンテージを獲得できる。 主な役割はパスで確定除去、へリックスでライフゲイン兼除去、マグマジェットでドロー操作兼火力だろう。
問題は破壊、バウンスされた時のディスアドバンテージだが旧エクテンの頃と違い、金属モックスやソプターコンボのような強力なアーティファクトがないことから撤廃や群れ魔道士といった汎用除去がメインには余り多くない環境になっている。このデッキはサイドから双子コンボにシフトチェンジする構築がなされているため、サイド後に相手のアーティファクト破壊を無駄にさせることが出来る。
次回はラブニカ+時のらせんブロック。トリコロールや太陽拳といったなつかしい面々が登場します。
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