飽きたら3日坊主にします(前振り)
来たる数か月後のGP横浜。フォーマットはモダン。「モダンモダンというけれど昔のカードが分からない」「旧スタンのデッキを知らないから新しいデッキを組めない」とお嘆きの人のためにミラディン以降の旧スタンダードのデッキを紹介し、それらをモダンバージョンにチューンナップしたらどうなるかを考察するシリーズ(予定)です。

第一回は2004~2005年シーズン前半。(本当はミラディン導入自体はもう少し前なのだが、オンスロートブロックはモダン外なのでその時期は割愛)
頭蓋骨絞めというあってはならない装備品が環境を席巻し、事態を重く見たwotcが禁止を発令。しかしながら頭蓋囲いというこれまた意味の分からない装備品を手に入れた親和デッキは、絞めとは違い親和専用カードなのを良いことに独走体制を続ける。親和VSアンチ親和(メインにアーティ破壊6枚以上は当たり前)の大戦争が泥沼化したことを受け、ウィザーズは更なる禁止カードを宣言。一応の終結を見せた。

今回取り上げる大会はFinals2004。
http://mtgwiki.com/wiki/The_Finals04
親和、アイアンワークス(クラーク族の鉄工所というアーティファクトを生贄に2マナを得るアーティファクトを設置。アーティファクトランドやマナ変換アーティファクトを大量に生贄に捧げ12マナほど用意してマイアの保育器というアーティファクトトークンを30個くらい出せるカードをキャスト。そこから本体火力を叩き込む、というデッキ)の2種類はアーティファクトランドが5種類禁止になっているモダン環境では同じ形のデッキとしては使えないので割愛。

では他のデッキを見て行こう。
①創造の標
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%89%B5%E9%80%A0%E3%81%AE%E6%A8%99
3G ソーサリー
コントロールしている森分1/1の緑昆虫トークンを出す。このカードをライブラリーに戻してシャッフル。

マナクリーチャーとランドサーチから先ずはマナを伸ばす。そこから火と氷の剣を装備してビートしたり、鋤き込みというげんなりランデスを永遠の証人の回収込みで複数回打って相手をロックするデッキである。けどどうせならファンデッキっぽいビーコンステーションを作ろう(提案)

①’ビーコンステーション
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
話が早くも脱線しました。
ビーコンステーションとは創造の標と爆破基地のコンボデッキである。基地を貼った状態で標を唱え、基地のアンタップ能力を複数回誘発させ、それらを逐一解決前にトークンを生贄に捧げ、火力を投げ込みまくるデッキである。
ではモダンのビーコンステーションを考えよう。

4明日への探索
4桜族の長老
4とぐろ巻きの巫女
4ウッドエルフ
2真面目な身代わり

ランド加速。なんだか旧エクテンのスケープシフトヴァラを思い出す布陣。

4創造の標
3爆破基地
3繁殖力

デッキの中核。

4台所の嫌がらせ屋

対ビート用。生贄→頑強誘発で場に戻る→アンタップ誘発、と動けるため爆破基地と相性が良い。

1曇り鏡のメロク
3ゼンディカーの報復者
1思考の泉

第2のフィニッシャー。つーか創造の標より万倍強くね。

という訳でデッキリストはこちら。

4明日への探索
4とぐろ巻きの巫女
4桜族の長老
4ウッドエルフ
4台所の嫌がらせ屋
3繁殖力
3爆破基地
4創造の標
2真面目な身代わり
1曇り鏡のメロク
3ゼンディカーの報復者
1思考の泉

4繁殖池
4霧深い雨林
4新緑の地下墓地
1ドライアドの東屋
10森

…。
……。
………。

次回は(あれば)finals04後編。ウルザトロンとデスクラウドについて見て行こうと思います。

コメント

ますみ
2012年2月22日0:32

こういう記事めっちゃ好きです
連載期待してます

マイコロス
2012年2月22日13:25

やる気age

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