海外記事紹介:青単イリュージョンその2 Constructed Criticism – Dissecting Fish (And Insectile Aberrations)
2011年11月10日 趣味 コメント (2)http://www.starcitygames.com/magic/standard/23097_Constructed_Criticism_Dissecting_Fish_And_Insectile_Aberrations.html
http://maikorosu.diarynote.jp/201111040011079538/
↑これの焼き直し記事です。
~~~
Maindeck:
Creatures
4 Delver of Secrets
4 Lord of the Unreal
4 Phantasmal Bear
4 Phantasmal Image
4 Snapcaster Mage
1 Stitched Drake
Instants
2 Dismember
2 Gut Shot
4 Mana Leak
3 Vapor Snag
Sorceries
4 Gitaxian Probe
4 Ponder
Basic Lands
10 Island
Lands
3 Glacial Fortress
3 Moorland Haunt
4 Seachrome Coast
Sideboard:
1 Mortarpod
3 Stitched Drake
1 Dismember
2 Dissipate
3 Flashfreeze
1 Gut Shot
2 Mental Misstep
1 Negate
1 Moorland Haunt
先週のリストから何が増えたか分かるかい?そう、縫い合わせのドレイクだ。このクリーチャーはデッキの穴を埋めてくれるマスターピースだ。3マナには似つかわしくないサイズのお陰で、苦手な赤単相手のマッチアップをひっくり返してくれる。ムーアランドの憑依地とアンチシナジーではあるが、メリットの方が遥かに大きい。メインの枚数は1枚のため、初手に複数枚来て困る心配はないね。
次ははらわた撃ちの話だ。前回のリストの精神的つまづきと入れ替えた形となる。当初は極楽鳥、蔑みといった1マナカードに対処するためにミスステップを採用していたが、思ったよりもゲームは長期的になるため、後半に引いてもそれほど腐らないはらわた撃ちを優先することにした。蒸気の絡みつき、瞬唱の魔道士(とそれをコピーする幻影の像)などといったカードと合わさることにより、後半は最後の1、2点を削るバーンスペルとして使用することが出来る。また、四肢切断と組み合わせて、聖別されたスフィンクスを落とすことも可能だ。とは言っても精神的つまづきの強いマッチアップは厳然として存在するため、サイドには控えさせてある。
他のサイドチェンジとして外科的摘出は雲散霧消に変更した。3マナとこのデッキにしては重いとはいえ、コントロール相手には瞬唱でFBさせるまでランドが伸びる場面は多々あるだろう。外科的摘出は弱いよ。少なくともスタンダード環境で使うべきカードではない。
迫撃鞘についても触れておこう。ビートデッキやミラーでのマッチにおいてファイレクシアマナを払わない除去がないか考えていたが、結局これに落ち着いた。はらわた撃ちや四肢切断も無色の優秀な除去ではあるが、速いデッキ相手のライフペイはきつからね。また、このカードはムーアランドの憑依地と合わさることで延々とティムクリーチャーを製造することが出来る。
このデッキにとって相性の悪いデッキタイプは御存じの通り赤単だ。除去が沢山入っていて、かつ速い。しかし赤単は規模の大きな大会ではかなりその数を減らしてきている。つまり、イリュージョンデッキにとって追い風が吹いているということだ。以下にメタ上のデッキと、それぞれの対策手段について述べていこう。
・緑白トークン
相手側のマナクリーチャーの数による。極楽鳥もアヴァシンの巡礼者も出てこないようなら、向こうが高マナに届く前にこちらはとっくにクロックを並べ終えているだろう。多少の除去はあるだろうが、そこまで厳しいものではないだろう。
ヤバいカード:情け知らずのガラク、エルズペスティレル…特にガラクは良くない。なぜなら格闘効果でイリュージョンを落とされても向こうの忠誠値は減らないからだ。クリーチャーなら、はらわた撃ち、四肢切断、蒸気の絡みつきで対処しよう。
サイドプラン
in 2雲散霧消1はらわた撃ち1四肢切断1迫撃鞘
out 4ギタクシア派の調査1縫い合わせのドレイク
雲散霧消は高マナファッティー用、ギタ調は他のファイレクシアペイのカードでこのカードを0マナペイしている余裕がないため、縫い合わせのドレイクは出せないターンがあってはいけないため。
・青白人間
だいたい緑白と同じ感じだが、堂々たる撤廃者が出るとかなり厳しくなる。このマッチアップはテンポを特に重視するように。蒸気の絡みつきはその意味でとても重要になる。幻影の像は刃砦の英雄のようなカードが来るまで温存しておき、コピーをしたらすぐさまオリジナルの方は対処してやろう。
サイドプラン
in1はらわた撃ち1四肢切断2精神的つまづき1迫撃鞘
out4ギタクシア派の調査1縫い合わせのドレイク
除去は増やすにしろ、清浄の名誉のせいで1:1交換がとれなくなるkとおに注意。精神的つまづきはギデオンの法の番人、教区の勇者などに良く効く。ただ勿体ぶらず早く使おう。堂々たる撤廃者で紙屑になるんだからな!
・青黒コン/太陽拳
クロックを置いたら、後はカウンターしよう。カウンターは打つタイミングを間違えないように。破滅の刃をカウンターして、審判の日や聖別されたスフィンクスが通ったら最悪だ。
サイドプラン
in2雲散霧消1否認1ムーアランドの憑依地2縫い合わせのドレイク
out2はらわた撃ち2四肢切断2幻影の像
幻影の像は通ったファッティーしかコピーできないので、コピーしても結局負けてしまうので減らそう。ムーアランドの憑依地を大事に。太陽拳は機を見た援軍を入れてきて、実際辛いカードではあるが、ここでもカウンターの打つタイミングは良く考えよう。序盤の援軍はカウンターしても、後半のはカウンターすべきじゃない時もある。
・青赤クロックパーミ
ミラーマッチのようだが、クリーチャーの質はこちらの方が高い。何より縫い合わせのドレイクが強いね!はらわた撃ちは渋面の溶岩使い、秘密を掘り下げるものを対処出来るので、非常に重要なカードだ。
サイドプラン
in1迫撃鞘1はらわた撃ち3縫い合わせのドレイク1ムーアランドの憑依地2精神的つまづき
out4ギタクシア派の調査1蒸気のからみつき2マナ漏出2幻影の像
マナ漏出は受け身なカードで、使える場面も限定されているので減らそう。幻影の像も、相手の非実在の王コピー以外で強い場面もないので減らす感じで。
・青白ブレード
コントロール系かビート系か。そのどっちであるかはメインボードで戦っていく内に推察してくれ。だがサイド以降は、大体コントロール寄りの戦略に移行してくるだろう。
サイドプラン
in2雲散霧消1四肢切断1ムーアランドの憑依地
out1縫い合わせのドレイク2はらわた撃ち1ギタクシア派の調査
・ケッシグデッキ
大体緑白ビートと同じサイドだが、四肢切断の評価は若干下がる。
サイドプラン
in1迫撃鞘1はらわた撃ち3瞬間凍結2雲散霧消3縫い合わせのドレイク1ムーアランドの憑依地
out4ギタクシア派の調査4幻影の像2四肢切断1蒸気の絡みつき
スラーンが出てきたらきついが、まあ入れてこないよね。メインで幻影の像を見ているから。昔のメタでは金屑の嵐を撃つ赤緑ケッシグがあったが、そのタイプのケッシグデッキは減ってきてはいる。だが警戒はする必要があるので、相手にランド構成を良くみておこう。
・黒単感染
サイドプラン
in1はらわた撃ち1四肢切断1迫撃鞘3縫い合わせのドレイク
out4ギタクシア派の調査2幻影の像
先ず負けないでしょ。
・赤単
サイドプラン
in3縫い合わせのドレイク2精神的つまづき1はらわた撃ち
out4ギタクシア派の調査2四肢切断
厳しいマッチアップだ。テンポゲームを心がけよう。非常に厳しいが、絶対に勝てないマッチでもない。
このデッキは本当に強いよ。対処の仕方が分からない相手になんか負ける筈がないね。誰が送還をスタンダードで使うなんて想像しえただろう?(訳者註:カウブレード全盛期は蒸気の絡みつき使われてましたが)
誰がサイドに霊気の達人を忍ばせる時代になるなんて予期しえただろう?誰が秘密を掘り下げる者に殴りきられるゲームを事前に考えられただろう?
皆がこれからの大会でこのデッキを使ってくれることを心待ちにしているよ。
糸冬
http://maikorosu.diarynote.jp/201111040011079538/
↑これの焼き直し記事です。
~~~
Maindeck:
Creatures
4 Delver of Secrets
4 Lord of the Unreal
4 Phantasmal Bear
4 Phantasmal Image
4 Snapcaster Mage
1 Stitched Drake
Instants
2 Dismember
2 Gut Shot
4 Mana Leak
3 Vapor Snag
Sorceries
4 Gitaxian Probe
4 Ponder
Basic Lands
10 Island
Lands
3 Glacial Fortress
3 Moorland Haunt
4 Seachrome Coast
Sideboard:
1 Mortarpod
3 Stitched Drake
1 Dismember
2 Dissipate
3 Flashfreeze
1 Gut Shot
2 Mental Misstep
1 Negate
1 Moorland Haunt
先週のリストから何が増えたか分かるかい?そう、縫い合わせのドレイクだ。このクリーチャーはデッキの穴を埋めてくれるマスターピースだ。3マナには似つかわしくないサイズのお陰で、苦手な赤単相手のマッチアップをひっくり返してくれる。ムーアランドの憑依地とアンチシナジーではあるが、メリットの方が遥かに大きい。メインの枚数は1枚のため、初手に複数枚来て困る心配はないね。
次ははらわた撃ちの話だ。前回のリストの精神的つまづきと入れ替えた形となる。当初は極楽鳥、蔑みといった1マナカードに対処するためにミスステップを採用していたが、思ったよりもゲームは長期的になるため、後半に引いてもそれほど腐らないはらわた撃ちを優先することにした。蒸気の絡みつき、瞬唱の魔道士(とそれをコピーする幻影の像)などといったカードと合わさることにより、後半は最後の1、2点を削るバーンスペルとして使用することが出来る。また、四肢切断と組み合わせて、聖別されたスフィンクスを落とすことも可能だ。とは言っても精神的つまづきの強いマッチアップは厳然として存在するため、サイドには控えさせてある。
他のサイドチェンジとして外科的摘出は雲散霧消に変更した。3マナとこのデッキにしては重いとはいえ、コントロール相手には瞬唱でFBさせるまでランドが伸びる場面は多々あるだろう。外科的摘出は弱いよ。少なくともスタンダード環境で使うべきカードではない。
迫撃鞘についても触れておこう。ビートデッキやミラーでのマッチにおいてファイレクシアマナを払わない除去がないか考えていたが、結局これに落ち着いた。はらわた撃ちや四肢切断も無色の優秀な除去ではあるが、速いデッキ相手のライフペイはきつからね。また、このカードはムーアランドの憑依地と合わさることで延々とティムクリーチャーを製造することが出来る。
このデッキにとって相性の悪いデッキタイプは御存じの通り赤単だ。除去が沢山入っていて、かつ速い。しかし赤単は規模の大きな大会ではかなりその数を減らしてきている。つまり、イリュージョンデッキにとって追い風が吹いているということだ。以下にメタ上のデッキと、それぞれの対策手段について述べていこう。
・緑白トークン
相手側のマナクリーチャーの数による。極楽鳥もアヴァシンの巡礼者も出てこないようなら、向こうが高マナに届く前にこちらはとっくにクロックを並べ終えているだろう。多少の除去はあるだろうが、そこまで厳しいものではないだろう。
ヤバいカード:情け知らずのガラク、エルズペスティレル…特にガラクは良くない。なぜなら格闘効果でイリュージョンを落とされても向こうの忠誠値は減らないからだ。クリーチャーなら、はらわた撃ち、四肢切断、蒸気の絡みつきで対処しよう。
サイドプラン
in 2雲散霧消1はらわた撃ち1四肢切断1迫撃鞘
out 4ギタクシア派の調査1縫い合わせのドレイク
雲散霧消は高マナファッティー用、ギタ調は他のファイレクシアペイのカードでこのカードを0マナペイしている余裕がないため、縫い合わせのドレイクは出せないターンがあってはいけないため。
・青白人間
だいたい緑白と同じ感じだが、堂々たる撤廃者が出るとかなり厳しくなる。このマッチアップはテンポを特に重視するように。蒸気の絡みつきはその意味でとても重要になる。幻影の像は刃砦の英雄のようなカードが来るまで温存しておき、コピーをしたらすぐさまオリジナルの方は対処してやろう。
サイドプラン
in1はらわた撃ち1四肢切断2精神的つまづき1迫撃鞘
out4ギタクシア派の調査1縫い合わせのドレイク
除去は増やすにしろ、清浄の名誉のせいで1:1交換がとれなくなるkとおに注意。精神的つまづきはギデオンの法の番人、教区の勇者などに良く効く。ただ勿体ぶらず早く使おう。堂々たる撤廃者で紙屑になるんだからな!
・青黒コン/太陽拳
クロックを置いたら、後はカウンターしよう。カウンターは打つタイミングを間違えないように。破滅の刃をカウンターして、審判の日や聖別されたスフィンクスが通ったら最悪だ。
サイドプラン
in2雲散霧消1否認1ムーアランドの憑依地2縫い合わせのドレイク
out2はらわた撃ち2四肢切断2幻影の像
幻影の像は通ったファッティーしかコピーできないので、コピーしても結局負けてしまうので減らそう。ムーアランドの憑依地を大事に。太陽拳は機を見た援軍を入れてきて、実際辛いカードではあるが、ここでもカウンターの打つタイミングは良く考えよう。序盤の援軍はカウンターしても、後半のはカウンターすべきじゃない時もある。
・青赤クロックパーミ
ミラーマッチのようだが、クリーチャーの質はこちらの方が高い。何より縫い合わせのドレイクが強いね!はらわた撃ちは渋面の溶岩使い、秘密を掘り下げるものを対処出来るので、非常に重要なカードだ。
サイドプラン
in1迫撃鞘1はらわた撃ち3縫い合わせのドレイク1ムーアランドの憑依地2精神的つまづき
out4ギタクシア派の調査1蒸気のからみつき2マナ漏出2幻影の像
マナ漏出は受け身なカードで、使える場面も限定されているので減らそう。幻影の像も、相手の非実在の王コピー以外で強い場面もないので減らす感じで。
・青白ブレード
コントロール系かビート系か。そのどっちであるかはメインボードで戦っていく内に推察してくれ。だがサイド以降は、大体コントロール寄りの戦略に移行してくるだろう。
サイドプラン
in2雲散霧消1四肢切断1ムーアランドの憑依地
out1縫い合わせのドレイク2はらわた撃ち1ギタクシア派の調査
・ケッシグデッキ
大体緑白ビートと同じサイドだが、四肢切断の評価は若干下がる。
サイドプラン
in1迫撃鞘1はらわた撃ち3瞬間凍結2雲散霧消3縫い合わせのドレイク1ムーアランドの憑依地
out4ギタクシア派の調査4幻影の像2四肢切断1蒸気の絡みつき
スラーンが出てきたらきついが、まあ入れてこないよね。メインで幻影の像を見ているから。昔のメタでは金屑の嵐を撃つ赤緑ケッシグがあったが、そのタイプのケッシグデッキは減ってきてはいる。だが警戒はする必要があるので、相手にランド構成を良くみておこう。
・黒単感染
サイドプラン
in1はらわた撃ち1四肢切断1迫撃鞘3縫い合わせのドレイク
out4ギタクシア派の調査2幻影の像
先ず負けないでしょ。
・赤単
サイドプラン
in3縫い合わせのドレイク2精神的つまづき1はらわた撃ち
out4ギタクシア派の調査2四肢切断
厳しいマッチアップだ。テンポゲームを心がけよう。非常に厳しいが、絶対に勝てないマッチでもない。
このデッキは本当に強いよ。対処の仕方が分からない相手になんか負ける筈がないね。誰が送還をスタンダードで使うなんて想像しえただろう?(訳者註:カウブレード全盛期は蒸気の絡みつき使われてましたが)
誰がサイドに霊気の達人を忍ばせる時代になるなんて予期しえただろう?誰が秘密を掘り下げる者に殴りきられるゲームを事前に考えられただろう?
皆がこれからの大会でこのデッキを使ってくれることを心待ちにしているよ。
糸冬
コメント