※全訳ではありません。要点をかいつまんだ日本語訳程度です。
http://www.starcitygames.com/magic/standard/22983_Constructed_Criticism_Garruk_vs_Garruk_For_Baltimore.html
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ケッシグの狼の地は歴代でも最高クラスの土地カードだ。ヴァラクート程ではないにしろ、土地構成がタイトなデッキではないから、マリガン基準が低いのは嬉しい限り。
このデッキを調整している際に気づいたんだが、真面目な身代わりというカードは、皆が評価しているほどこのデッキに必要ではない。4マナでマナ加速するよりは、同じマナ域でもっと強いカードが居る。それは情け知らずのガラクだ。
情け知らずのガラクか、原初の狩人、ガラクか。後者も勿論原初のタイタンとの兼ね合いから素晴らしいカードではある。が、このデッキは2ターン目に不屈の自然や緑の太陽の頂点を打って3ターン目に4マナを出すデッキだ。なので4マナと5マナの間には大きな差がある。1ターン早くガラクを出すことで相手のクリーチャーを倒して変身し、裏側の能力でヴィリジアンの密使を酸のスライムや原初のタイタンに変えることが出来る。大マイナスの能力は他のデッキほど強力ではないが、墨蛾の生息地を複数枚起動し、オーバーラン能力で相手を倒すことも出来る。
それではオールドタイプの赤緑ケッシグを改良した新バージョンのデッキリストを紹介しよう。
Maindeck:
Creatures
2 Acidic Slime
1 Birds of Paradise
4 Primeval Titan
1 Viridian Corrupter
4 Viridian Emissary
Instants
4 Beast Within
Planeswalkers
4 Garruk Relentless
2 Garruk, Primal Hunter
Sorceries
4 Green Sun’s Zenith
4 Rampant Growth
4 Slagstorm
Basic Lands
8 Forest
4 Mountain
Lands
4 Copperline Gorge
4 Inkmoth Nexus
2 Kessig Wolf Run
4 Rootbound Crag
Sideboard:
1 Acidic Slime
3 Mayor of Avabruck
1 Tree of Redemption
1 Viridian Corrupter
4 Ancient Grudge
2 Dismember
2 Urabrask the Hidden
1 Karn Liberated
情け知らずのガラクはアグロにもコントロールにも強いし、原初の狩人、ガラクに対して先出し出来る。真面目な身代わりやワームとぐろエンジンの入った旧デッキも回してみたんだが、こいつらは奈何せんコントロール相手にそこまで強くない。やっぱりガラクのような脅威が必要だね。カウンターや除去の多いデッキ相手には、デッキの単体のカードパワーを上げる必要がある。ワームとぐろエンジンは青黒コントロール相手には強いが、青白系相手には忘却の輪一枚で対処されてしまう。それに引き換え、ガラクは2/2トークンを残してくれるね。
始めに気づいたことは、4枚目の原初のタイタンがこのデッキには必要なことだった。ヴァラクートデッキと同じく、このカードはこのデッキの根幹をなしている。一度ケッシグさえサーチしてしまえば、どんなクリーチャーでも火の玉にしてくれる。
ケッシグのトランプル付与は本当に強い。酸のスライムに起動すれば接死+トランプルで相手のブロックが意味なくなるし、ヴィリジアンの堕落者や墨蛾の生息地で毒殺も狙って行ける。
タイタンがなくてもこのデッキは強いが、タイタンが出るだけで相手へのプレッシャーは格段に増加する。タイタンを出すことが、このデッキの最優先事項であり、構築の時に最初に考えることだ。
旧デッキでワームとぐろエンジンが多数採用されていたのは、赤系アグロへの勝率をあげるためだろうが、このカードは序盤に引いてしまうと、無駄牌になってしまうことが多い。金屑の嵐を4枚積むことによって、相手の序盤の動きを削ぐことが可能になり、またヴィリジアンの堕落者は燃え上がる憤怒の祭殿への回答策であり、且つ鎚のコスへのアタッカー/ブロッカーになってくれる。
4マナガラクが4枚、5マナガラクが2枚入っているが、プレインズウォーカーの枚数が多すぎじゃないかと思うかい?そんなことはない。役割が違うんだ。4マナガラクは序盤のボードをコントロールする除去としての役割、そして5マナガラクは長期的にアドバンテージを稼ぐ役割だ。最初は5マナ域に殴打頭蓋の採用も考えてはみたが、ガラクには及ばないね。
他にはメインボードで大きな変更点はないかな。山を4枚にしたのはサイドボードの隠れしウラブラスクや、4積みの金屑の嵐を安定させるため。ヴィリジアンの堕落者はサーチ要員且つ、墨蛾に加えて相手を毒殺する時に重宝する。
サイドボードではアヴァブルックの町長が目を引く。このカードはコントロール戦でサイドインするが、特に緑の太陽の頂点経由の時に輝く。大抵のプレイヤーはX=2で宣言された場合、密使が来るものと思ってスルーしてしまうんだ。そして一度場に出てしまえば、単体除去が無い限り相手は苦戦を強いられることになる。
このレシピでは赤系デッキ相手のサイドを敢えて取っていない。赤系デッキは環境の中で最も当たりたくないデッキの一つだろう。赤系デッキと対戦する際は、金屑の嵐とヴィリジアンの密使、これらが引けるかにかかっている。キープする際は気をつけるように。また、このレシピでは真面目な身代わりを取っていないため、ワームとぐろエンジンが間に合うかが怪しいところだ。もしも赤単対策をとるなら殴打頭蓋がいいだろう。殴打頭蓋は赤単の他青黒コントロール相手にも活躍する。
解放された者、カーンはあらゆるカードに対処出来るが、アグロデッキには遅すぎるため、サイドボードに入れた。
繰り返しになるが、このデッキの根幹は原初のタイタンだ。墨蛾の生息地とケッシグの狼の地をサーチしてこれるからであり、これらは簡単にゲームを終わらせてくれるカードだからだ。このデッキタイプが流行っていることで、環境の幽霊街の数が増えてきている。ケッシグが2枚とも破壊されるとこのデッキは攻撃力が大幅に下がってしまうのが難点だ。
これからはサイドボードに3枚目ひょっとしたら4枚目のケッシグを積むことで、幽霊街への対処をしていくことを強く勧める。
=糸冬=
http://www.starcitygames.com/magic/standard/22983_Constructed_Criticism_Garruk_vs_Garruk_For_Baltimore.html
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ケッシグの狼の地は歴代でも最高クラスの土地カードだ。ヴァラクート程ではないにしろ、土地構成がタイトなデッキではないから、マリガン基準が低いのは嬉しい限り。
このデッキを調整している際に気づいたんだが、真面目な身代わりというカードは、皆が評価しているほどこのデッキに必要ではない。4マナでマナ加速するよりは、同じマナ域でもっと強いカードが居る。それは情け知らずのガラクだ。
情け知らずのガラクか、原初の狩人、ガラクか。後者も勿論原初のタイタンとの兼ね合いから素晴らしいカードではある。が、このデッキは2ターン目に不屈の自然や緑の太陽の頂点を打って3ターン目に4マナを出すデッキだ。なので4マナと5マナの間には大きな差がある。1ターン早くガラクを出すことで相手のクリーチャーを倒して変身し、裏側の能力でヴィリジアンの密使を酸のスライムや原初のタイタンに変えることが出来る。大マイナスの能力は他のデッキほど強力ではないが、墨蛾の生息地を複数枚起動し、オーバーラン能力で相手を倒すことも出来る。
それではオールドタイプの赤緑ケッシグを改良した新バージョンのデッキリストを紹介しよう。
Maindeck:
Creatures
2 Acidic Slime
1 Birds of Paradise
4 Primeval Titan
1 Viridian Corrupter
4 Viridian Emissary
Instants
4 Beast Within
Planeswalkers
4 Garruk Relentless
2 Garruk, Primal Hunter
Sorceries
4 Green Sun’s Zenith
4 Rampant Growth
4 Slagstorm
Basic Lands
8 Forest
4 Mountain
Lands
4 Copperline Gorge
4 Inkmoth Nexus
2 Kessig Wolf Run
4 Rootbound Crag
Sideboard:
1 Acidic Slime
3 Mayor of Avabruck
1 Tree of Redemption
1 Viridian Corrupter
4 Ancient Grudge
2 Dismember
2 Urabrask the Hidden
1 Karn Liberated
情け知らずのガラクはアグロにもコントロールにも強いし、原初の狩人、ガラクに対して先出し出来る。真面目な身代わりやワームとぐろエンジンの入った旧デッキも回してみたんだが、こいつらは奈何せんコントロール相手にそこまで強くない。やっぱりガラクのような脅威が必要だね。カウンターや除去の多いデッキ相手には、デッキの単体のカードパワーを上げる必要がある。ワームとぐろエンジンは青黒コントロール相手には強いが、青白系相手には忘却の輪一枚で対処されてしまう。それに引き換え、ガラクは2/2トークンを残してくれるね。
始めに気づいたことは、4枚目の原初のタイタンがこのデッキには必要なことだった。ヴァラクートデッキと同じく、このカードはこのデッキの根幹をなしている。一度ケッシグさえサーチしてしまえば、どんなクリーチャーでも火の玉にしてくれる。
ケッシグのトランプル付与は本当に強い。酸のスライムに起動すれば接死+トランプルで相手のブロックが意味なくなるし、ヴィリジアンの堕落者や墨蛾の生息地で毒殺も狙って行ける。
タイタンがなくてもこのデッキは強いが、タイタンが出るだけで相手へのプレッシャーは格段に増加する。タイタンを出すことが、このデッキの最優先事項であり、構築の時に最初に考えることだ。
旧デッキでワームとぐろエンジンが多数採用されていたのは、赤系アグロへの勝率をあげるためだろうが、このカードは序盤に引いてしまうと、無駄牌になってしまうことが多い。金屑の嵐を4枚積むことによって、相手の序盤の動きを削ぐことが可能になり、またヴィリジアンの堕落者は燃え上がる憤怒の祭殿への回答策であり、且つ鎚のコスへのアタッカー/ブロッカーになってくれる。
4マナガラクが4枚、5マナガラクが2枚入っているが、プレインズウォーカーの枚数が多すぎじゃないかと思うかい?そんなことはない。役割が違うんだ。4マナガラクは序盤のボードをコントロールする除去としての役割、そして5マナガラクは長期的にアドバンテージを稼ぐ役割だ。最初は5マナ域に殴打頭蓋の採用も考えてはみたが、ガラクには及ばないね。
他にはメインボードで大きな変更点はないかな。山を4枚にしたのはサイドボードの隠れしウラブラスクや、4積みの金屑の嵐を安定させるため。ヴィリジアンの堕落者はサーチ要員且つ、墨蛾に加えて相手を毒殺する時に重宝する。
サイドボードではアヴァブルックの町長が目を引く。このカードはコントロール戦でサイドインするが、特に緑の太陽の頂点経由の時に輝く。大抵のプレイヤーはX=2で宣言された場合、密使が来るものと思ってスルーしてしまうんだ。そして一度場に出てしまえば、単体除去が無い限り相手は苦戦を強いられることになる。
このレシピでは赤系デッキ相手のサイドを敢えて取っていない。赤系デッキは環境の中で最も当たりたくないデッキの一つだろう。赤系デッキと対戦する際は、金屑の嵐とヴィリジアンの密使、これらが引けるかにかかっている。キープする際は気をつけるように。また、このレシピでは真面目な身代わりを取っていないため、ワームとぐろエンジンが間に合うかが怪しいところだ。もしも赤単対策をとるなら殴打頭蓋がいいだろう。殴打頭蓋は赤単の他青黒コントロール相手にも活躍する。
解放された者、カーンはあらゆるカードに対処出来るが、アグロデッキには遅すぎるため、サイドボードに入れた。
繰り返しになるが、このデッキの根幹は原初のタイタンだ。墨蛾の生息地とケッシグの狼の地をサーチしてこれるからであり、これらは簡単にゲームを終わらせてくれるカードだからだ。このデッキタイプが流行っていることで、環境の幽霊街の数が増えてきている。ケッシグが2枚とも破壊されるとこのデッキは攻撃力が大幅に下がってしまうのが難点だ。
これからはサイドボードに3枚目ひょっとしたら4枚目のケッシグを積むことで、幽霊街への対処をしていくことを強く勧める。
=糸冬=
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